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更新日:2024年1月22日

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めぐろ区報令和6年1月15日号 編集後記

大特集 目黒区とつながりのあるまち 大分県臼杵市 長野県長和町

今号の特集は災害時相互援助協定を結ぶ、大分県臼杵市(うすきし)と長野県長和町(ながわまち)の紹介でした。
区民まつりのふるさと物産展への出展をきっかけに、両都市との関係を深掘りし、読者の皆さんに見どころや魅力をお伝えしたいという思いを持って紙面を作りました。いかがでしたでしょうか?

そして、両都市の広報紙でも目黒区が紹介されています。ぜひご覧ください!

臼杵市

さんまがつないでくれた縁㊙エピソード

かつて、大分県がさんま祭に「かぼす」の提供を検討していた時、「さんま祭」が2つあるとは知らず、品川のさんま祭り実行委員会へ「かぼす」の提供を申し出たところ、先方は既に「すだち」を使用することで決まっていたそうです。その際、目黒区にも「さんま祭」があるということを紹介され、田道住区住民会議の方々を通じて気仙沼実行委員会へと話が伝わりました。
当時、気仙沼では「かぼす」をさんまにかけるという習慣がなかったものの、大分県の漁船が気仙沼魚市場に水揚げしており、昔から気仙沼港と関係があることから、大分県産の「かぼす」を祭で振る舞うようになったそうです。

バリエーション豊富な「ほっとさん」がかわいい!

ほっとさん

臼杵市の公式キャラクター「ほっとさん」。国宝の臼杵石仏がモチーフで、仏や“ほっ”とするから「ほっとさん」と名付けられています。性格は温厚でおっとりしていて、特技は「お座り」と「お辞儀」。
臼杵市に「ほっとさん」の画像提供をお願いしてみると、なんと20種類もの「ほっとさん」が…そんなにバリエーションがあるとは思いもよらず、検索してみると出てくる出てくる…。これも「ほっとさん」が愛されている証なのかなと、ほっこりしました。

ほっとさん20種

臼杵市ってこんなまち MEGURO+編

うすき美食道

ここで、紙面でもご紹介した「ユネスコ食文化創造都市」である臼杵市の食文化を分かりやすく伝えている動画を紹介します。
臼杵市の町並みや伝統の空気感を感じることができる動画です。ぜひご覧ください。

うすき美食道

臼杵祇園まつり

寛永20年(1643年)から続く臼杵最大の夏祭り。大分県下三大祇園の一つで、7月中旬に行われる。渡御(おわたり)と還御(おかえり)には神事の行列や山車などが町を練り歩きます。

臼杵祇園1

臼杵祇園2

長和町

長和町の記事の作成は、まず「区民自然の村」が何だったのか?という調査から始まりました。当時の資料が残っていそうな部署に聞いてみると、年代物の貴重な資料が見つかりました。
紙面で紹介している「わだ時報」や当時のパンフレットのほか、現地視察の写真、建設の検討資料(すべて手書き資料で時代を感じました)、「区民自然の村」がオープンする際のポスターなどもありました。
当時の資料を読んでいると、都市化に伴い目黒区内の自然が著しく減少している!といった危機感があり、自然に触れ合える場所を作らなければならないという使命感が伝わってきました。昭和57年前後の区報には、まだ建設予定だった駒場野公園の記事もあり、今では当たり前にある大きな公園が当時はなかったと考えると、自然の減少に対する危機感が想像できます。
「区民自然の村」は今はもうありませんが、駒場野公園など約40年前の仕事が今も区の一部になっていることに自治体の仕事のスケールの大きさを感じずにはいられませんでした。

わだ時報昭和59年10月号の表紙

「わだ時報」昭和59年10月号の表紙

区民自然の村オープン当時のポスター

「区民自然の村」オープン当時のポスター

実は一人ずつ名前があります!「なっちゃん」

なっちゃん

長和町キャラクターの双子の妖精「なっちゃん」。
胸の温泉マークが「キラリッ」と光る青いサロペット(左)が「なつおくん」、ピンクのサロペット(右)が「なつこちゃん」です。
なつおくんはお出かけが大好きで単独行動も少なくないとか…。なつこちゃんはそんななつおくんをあたたかく見守っています。実はおしゃべりが苦手だそうです。

長和町ってこんなまち MEGURO+編

長門温泉やすらぎの湯

泉質は「日本三大美人泉質」の一つであるナトリウム硫酸温泉。肌にやさしく筋肉痛・疲労回復はもちろん、きり傷や皮膚乾燥症にも良いとのこと。湯量が豊富で露天風呂や源泉掛け流し「羽釜風呂」もあります。

長門温泉(露天風呂)

露天風呂

長門温泉(羽釜風呂)

羽釜風呂

和田宿温泉ふれあいの湯

泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩温泉で、美肌効果、神経痛、筋肉痛、冷え性、やけどにも効能がある良質な療養泉。露天風呂からは四季の風景を愛でることができます。

和田宿温泉

これからもつながりを大切に

今回、お互いの魅力を伝え合う仕事に携わることができましたが、災害時に助け合える仲間がいるのだと実感もでき、心強く感じました。
いつ何が起こるかわからない未来、助け合える仲間とのつながりを強固なものにしていくことが大切だと、元旦に能登・北陸で発生した地震を受けて考えさせられました。
この特集が、少しでも災害時の支援や両都市について興味を持つきっかけになるようでしたら、担当者としてとてもうれしく思います。
このたびの令和6年能登半島地震で被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに、復興に尽力されている方々には安全に留意され、ご活躍されることをお祈りしております。

(フー・ジモ)

臼杵市・長和町の特産品をプレゼント!

今回の特集のコラボレーションを記念して、臼杵市・長和町から特産品を抽選で各6名様にプレゼントします。応募は2月5日までです。たくさんのご応募をお待ちしています。

プレゼント(臼杵)

臼杵市(芋焼酎・深むし茶・お菓子の詰め合わせ)

プレゼント(長和)

長和町(ダッタンそば(乾麺)・ヤマメの唐揚げ・黒耀みそ・お菓子の詰め合わせ)

 

お問い合わせ

広報課

ファクス:03-5722-8674

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