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めぐろ区報令和8年4月15日号編集後記 「なかめスタイル」なまちづくり
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編集後記 特集を担当した職員が、取材の裏話や紙面で伝えきれなかったことをつづっています。めぐろ区報をもっと身近に感じていただけるよう、記事づくりで感じたことや、取材のちょっとしたエピソードをお届けしています。 |
新旧が交じり合う、中目黒のまち
おしゃれで、人をひきつけるまち
めぐろ区報令和8年4月1日号特集「なかめぐろの歩き方」では、中目黒との縁も深いうつみ宮土理さんにおすすめの中目黒のまちを案内していただきました。今号では少し視点を変えて、“中目黒のまちをつくる”人たちにお話を伺いました。
私が7年前、目黒区職員として働き始めた当時、「中目黒」は、東京のまちの中でも、雑誌やSNSでもよく目にする、 “憧れのまち”といった印象があり、カルチャーハブのひとつで、個性がはっきりしていて、感度の高い人やお店が自然と集まってくるまちに見えていました。
7年前に感じていたそのイメージは、毎日訪れる今も、変わっていません。むしろ日々このまちに関わる中で、新しいお店ができたり、次々と新しい動きが生まれていたりと、「やっぱりそうだな」と実感することが増えています。そうした変化そのものが、このまちの魅力の一つなんだなと感じています。
まちの奥にある「地元感」
ただ、職員として関わる中で見えてきたのは、それだけではない中目黒の姿でした。
今回の特集では、「フナイリバ」を拠点にした活動や、「ナカメサーキュラーチャレンジ」、「トランスボックスアート」など、今まさに動いている取り組みを取材しました。ナカメエリアマネジメントの皆さんをはじめ、町会、企業、アーティストと、立場の違う方々が関わりながらまちづくりが進んでいます。
皆さんのまちづくり活動への想いを伺う中で印象的だったのは、どのかたも“新しさ”を前向きに受け止めながらも、同時に昔からある「このまちらしさ」を大切にしていたことです。
「昔からある中目黒の下町感が好きで、居心地の良さを感じる」といった言葉を、皆さんが口にされていました。
「今、中目黒で暮らす子どもたちにとって、このまちを“ふるさと”と感じてもらえるように、100年続く都市にしていきたい」とお話してくださった、上目黒一丁目町会副会長・並木さんの言葉も印象的でした。
新しいものと、これまで続いてきたもの、どちらかを選ぶのではなく、どちらも大切にしていく。このバランスこそが、中目黒らしさであり、このまちの空気を作っているのだと感じました。
新たな取り組み“トランスボックスアート”



落書き被害を受けていた「トランスボックス」をアート作品に!
つながり、広がる「なかめスタイル」
住む人・働く人・訪れる人、いろいろな立場の違う人が集まるまちの中で、何か「一緒にやってみる」「少し関わってみる」、そんな関わり方が、中目黒ではごく自然に生まれてることが取材を通して見えてきました。
そうした積み重ねの中で広がっていくのが、「なかめスタイル」なのだと思います。
この特集をきっかけに、中目黒の見え方が少し変わったというかたがいたらうれしいです。
これまでめぐろ区報では、自由が丘や西小山、祐天寺などと、それぞれのまちの魅力をお届けしてきました。どのまちにも、まだ知られていないストーリーがあります。
これからも、そのまちに流れる空気や人の想いを大切にしながら、一つ一つ伝えていきたいと、この取材を通して改めて思いました。
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ライター 広報課A 晴れの国・岡山出身、大学進学を機に上京。令和元年に入庁し、主にめぐろ区報の編集を担当。我が家の猫ちゃんに日々癒しをもらっています。純・目黒っ子ではない視点を生かして、私自身が魅力的に感じた目黒の姿を丁寧にお伝えするよう心がけています。
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