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更新日:2026年6月15日

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めぐろ区報令和8年6月15日号編集後記「動物言語学者 鈴木俊貴さんインタビュー みなさんも鳥の言葉がわかる。」

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編集後記

特集を担当した職員が、取材の裏話や紙面で伝えきれなかったことをつづっています。めぐろ区報をもっと身近に感じていただけるよう、記事づくりで感じたことや、取材のちょっとしたエピソードをお届けしています。

シジュウカラにご縁を感じて

今回の特集では、動物言語学者・鈴木俊貴さん(以下、鈴木先生)へのインタビューを通して、野鳥観察や言語研究をきっかけに、世界の見え方が広がっていく楽しさについてお届けしました。
鈴木先生が研究をされている東京大学先端科学技術研究センターは区内に所在し、研究対象であるシジュウカラは区のシンボルの鳥です。

こうした点にご縁を感じ、区報を通して区民の皆さんに、鈴木先生が発信されている自然観察の楽しさをお届けしたいと考えたことが、この企画の発端です。

お話中
インタビュー中の鈴木先生

研究室
研究室内の素敵な鳥たち

「僕には鳥の言葉がわかる」について

特集には書ききれませんでしたが、鈴木先生がどのような検証を重ねて、シジュウカラの「ジャージャー」がヘビを意味すると突き止めたのか、また鳥たちが多言語話者であるという結論に至ったのかなどの詳細は、著書「僕には鳥の言葉がわかる」に書かれています。シジュウカラの丁寧な説明に加え、くすっと笑えるエピソードやイラストが多く掲載されており、生き物の知識がないかたでも気軽に楽しめる内容になっています。私のお気に入りは、鈴木先生の学生時代のエピソード「救いと拷問のキャベツ」です。卒業研究のためのフィールドワーク最終日、鈴木先生を苦しめたものとは。気になるかたは、ぜひ手にとってみてください。
そして、今号の読者プレゼント企画では、鈴木先生直筆サイン入りの「僕には鳥の言葉がわかる」を抽選で5名様にプレゼントします。ぜひご応募いただければと思います。

サイン中
サイン中の様子

書影
著書「僕には鳥の言葉がわかる」

カエル人間救出作戦(めぐろ区報作戦)

鈴木先生は紙面の中(3ページ参照)で、こんなお話をしています。「言葉は人間特有の能力だと決めつけ、周りの自然を見ることができなくなっている人間は「井の中の蛙」で、そうした状態から人間を救い出したい」。この考え方は著書では「カエル人間救出作戦」と題され、SNS作戦、ラジオ作戦、テレビ作戦など、さまざまな媒体を使って、鈴木先生がシジュウカラや自然にまつわるエピソードを発信していることが紹介されています。「僕には鳥の言葉がわかる」の執筆も、作戦の一つなのだそうです。
つまり今回の特集は、いうなれば「めぐろ区報作戦」。
この特集を読んで、これまでよりも周りの自然に興味を持ってくれたかたがいらっしゃったとしたら、それは作戦の成果といえるのかもしれません。
私自身も、特集の制作を通して鳥の声に意識を向けるようになり、「もしかすると今、何かを伝えているのかもしれない」と想像する楽しさを知りました。私も皆さんと一緒に、井の中の蛙から少しずつ視野を広げていきたいと思います。

たま子

ライター たま子

千葉県出身。令和6年に入庁して以来、区報の編集に追われながら、目黒のことを知っていく毎日です。小さい頃は漫画家になりたいと宣言していましたが、気づけば目黒区職員になっていました。卵とさつまいもをこよなく愛しています。アイコンは昔飼っていたゴールデンハムスターのハム吉くん。永遠に我が家のアイドルです。若者(自称)らしい新鮮な目線で、区内のことを今後もお届けできるよう頑張ります。

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