MEGURO+(めぐろプラス) > めぐろ区報令和8年10月15日号編集後記「アニメの中の目黒 何気ない景色が物語のシーンに。」

更新日:2026年10月15日

ページID:21165

ここから本文です。

めぐろ区報令和8年10月15日号編集後記「アニメの中の目黒 何気ない景色が物語のシーンに。」

編集後記

特集を担当した職員が、取材の裏話や紙面で伝えきれなかったことをつづっています。めぐろ区報をもっと身近に感じていただけるよう、記事づくりで感じたことや、取材のちょっとしたエピソードをお届けしています。

僕の心のヤバイやつキービジュアル
©桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会

推しの子メインビジュアル
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

かくしごとキービジュアル
©久米田康治・講談社/かくしごと製作委員会

アニメ紹介ではなく、目黒紹介を目指して

今回の特集は、「アニメの中の目黒」と称し、区内の風景が登場するアニメ作品と、舞台となったスポットについて紹介しました。
制作にあたって特に意識したのは、アニメ作品そのものの紹介ではなく、目黒とのつながりを伝えることです。紹介した3作品は全て、私自身が視聴済みの作品でしたので、ついついあらすじやキャラクターの紹介に走り過ぎてしまわないよう、気をつけていました。
また、特に苦労したのは、掲載場面の選定です。休日を丸二日使って3作品を改めて見返し、「目黒区が何話でどのように登場するか」をメモしながら確認。大変でしたが、好きな作品を見返す楽しい時間でもありました。特に「【推しの子】」に関しては、視聴済だったにもかかわらず、私は区内の公園が登場していることに全く気付いていなかったので驚きました。担当者である私自身にも新たな発見があったことは、今回の特集ならではの面白さだったと思います。

目黒駅改札内でアニメの場面を再現するため撮影位置を確認する様子

目黒駅ホームでアニメの場面と同じ構図で撮影する様子
一番奥の席に一瞬だけ座って、「僕の心のヤバイやつ」の山田ちゃん気分を味わいました。

 

区役所に来てくれるなんて

3面で紹介しているとおり、「かくしごと」では後藤親子が区役所を訪れます。放送当時はまだ学生で、目黒区と縁がなかったので特に気にしていませんでしたが、区役所で働くようになってから見返すと感動が全く違いました。
特に印象に残っているのは、子犬の登録に訪れた姫ちゃんが「ご登録ですか?」という職員の言葉を「後藤ロクですか?」と聞き間違え、そのまま犬の名前が「ロク」に決まる場面です。今では毎日のように出入りしている庁舎で、アニメの中では、こんなに楽しい出来事が起きていたのかと思うと、思わず笑ってしまいます。

アニメ「かくしごと」で目黒区役所が登場したシーン

舞台巡りは立派な観光だと思っています

紙面でもお伝えしているように、私はアニメを見ることが好きで、舞台巡りだけを目的に旅行へ出かけることもあります。
元々はインドア派で、旅行もあまり好きではありませんでした。しかし、「あの作品に出てきた場所を見てみたい」という気持ちがきっかけで外へ出るようになり、気づけば旅行が好きになっていました。
そういう意味では、アニメは単なる娯楽ではなく、そのまちを知るきっかけにもなる存在だと思っています。今回紹介した作品をきっかけに、目黒を訪れる人がいるかもしれません。

物語の舞台に選ばれるということ

全国的に注目を集める作品の舞台になっている事例は、それほど多くありません。アニメの舞台として描かれる風景は、どこでもよいわけではなく、そのまちならではの魅力や個性があるからこそ選ばれるものだと思います。
実は私自身、「自分のまちも有名作品の舞台になったらいいのにな」と思いながら、出身地が登場する作品を探したことが何度もあります。ご当地作品はいくつか見つかりましたが、自分が知っているような人気作品に出会うことはありませんでした。
だからこそ、目黒が物語の舞台として描かれていることを、とても羨ましく思います。もしかしたら普段何気なく通っている駅や歩いている道が、誰かにとっては「一度訪れてみたい憧れの場所」になっているのかもしれません。区民の皆さんには、ぜひ誇らしく思っていたければと思います。
作品を知っているかたはもちろん、知らないかたも、この特集をきっかけに「あの作品のあの場所かもしれない」と思いながら区内を歩いてみていただけたらうれしいです。

ライター たま子

千葉県出身。令和6年に入庁して以来、区報の編集に追われながら、目黒のことを知っていく毎日です。小さい頃は漫画家になりたいと宣言していましたが、気づけば目黒区職員になっていました。卵とさつまいもをこよなく愛しています。アイコンは昔飼っていたゴールデンハムスターのハム吉くん。永遠に我が家のアイドルです。若者(自称)らしい新鮮な目線で、区内のことを今後もお届けできるよう頑張ります。

たま子の記事を読む

 

お問い合わせ

広報広聴課

ファクス:03-5722-8674

こちらの記事も読まれています