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更新日:2024年2月6日

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特集

目黒区とつながりのあるまち

今号は、大分県臼杵市と長野県長和町との共同企画。災害時相互援助協定を締結し、区民まつりなどで交流を深めている両都市と、広報紙で互いの魅力を紹介し合います。目黒区が紹介される「広報臼杵」12月号、「広報ながわ」1月号は、両都市ウェブサイトでご覧になれます。また、両都市の魅力の詰まった読者プレゼントもあります。ぜひご応募ください。

お問い合わせ:広報課(電話:03-5722-9486、ファクス:03-5722-8674)

いざというときは助け合います 災害時相互援助協定

地震や津波等の大規模な災害時は、他の自治体などの助けが必要です。そのため、応急・復旧対策を援助することを目的に災害時相互援助協定を締結しています。

区は、臼杵市と平成18年に締結。長和町とは合併前の和田村と平成5年に締結し、その後和田村が長門町と合併して長和町になってから、改めて平成18年に締結しました。このほか、宮城県角田市、宮城県気仙沼市とも締結しています。

どんな援助をしあうの?

食料品、応急対策資機材、生活必需品、その他

東日本大震災では角田市や気仙沼市などに、延べ約2,800人の区職員を派遣し、支援しました

昨年10月に区長が臼杵市を視察し、中野五郎市長と意見交換をしました

令和4年7月に区長が長和町を視察し、羽田健一郎町長と意見交換をしました

区民まつりでの交流

区民まつりのふるさと物産展は、毎年各都市が特産品販売ブースを出店しています。野菜や果物など、午前中から完売してしまうこともある大人気ブースです。

臼杵市特産品販売ブース


臼杵市産有機カボス


当日の様子

長和町特産品販売ブース


長和町産ダッタンそばの実


当日の様子

読者プレゼント(令和6年2月5日をもって申込受付を終了しました)

臼杵市と長和町から、特産品をセットにして、抽選で各6人にプレゼントします。ぜひご応募ください。
(注釈)当選者の発表はプレゼントの発送(2月下旬ごろ)をもって代えさせていただきます

臼杵市から特産品をプレゼント


麦焼酎・深むし茶・お菓子の詰め合わせ

対象:区内在住者
申し込み:専用ウェブサイト、ハガキ(臼杵市プレゼントと明記の上、住所、氏名、電話を記入)で、2月5日(必着)までに、臼杵市役所秘書・総合政策課秘書広報グループ(〒875-8501大分県臼杵市大字臼杵72番1号)へ

長和町から特産品をプレゼント


ダッタンそば(乾麺)・ヤマメの唐揚げ・黒耀みそ・お菓子の詰め合わせ

対象:区内在住者
申し込み:専用ウェブサイト、ハガキ(長和町プレゼントと明記の上、住所、氏名、電話を記入)で、2月5日(必着)までに、長和町役場情報広報課情報広報係(〒386-0603長野県小県郡長和町古町4247番1号)へ

大分県臼杵市


臼杵市観光PRキャラクター「ほっとさん」。
国宝臼杵石仏がモチーフ

大分県臼杵市 人口:34,090人(令和5年11月1日時点)面積:291.20平方キロメートル

大分県東南部に位置し、豊後水道に面する臼杵市。国宝臼杵石仏や城下町のたたずまいを今も残し、豊かな自然環境を生かした農業や漁業、醸造業、造船業、半導体製造業が盛んなまちです。

さんまがつないでくれた縁

臼杵市との交流の始まりは、平成11年のさんま祭(当時は区民まつりと別日開催)。さんまに添えるカボスを、大分県カボス振興協議会が提供してくれたことがきっかけです。大分県と気仙沼市が以前から関わりがあり、祭にさんまを届けてくれている気仙沼実行委員会の松井会長が、同協議会へカボス提供の話を持ち掛けてくれたことから始まりました。

それから毎年、区民まつりで大人気ブース、目黒のさんま祭では、カボスの爽やかな香りが、炭火で香ばしく焼いたさんまのおいしさを引き立ててくれています。

昨年10月8日に開催された区民まつりのふるさと物産展でも、臼杵市産の有機カボスが大人気でした。


カボスを添えた焼きさんま


さんま焼き隊が焼くさんま︎

臼杵市ってこんなまち

ユネスコ食文化創造都市

令和3年11月、臼杵市は、ユネスコ創造都市ネットワークに、食文化分野で日本では2都市目の加盟が認定されました。

臼杵市には、400年以上前から続くみそやしょうゆ、お酒などの発酵・醸造文化、農産物、質素倹約を旨とする郷土料理など、大切に守り育んできた食文化があります。


化学肥料の使用を避け、土づくりからこだわって栽培した農産物を「ほんまもん農産物」として市長が認証

国宝 臼杵石仏


(注釈)磨崖仏(まがいぶつ)は崖や大石に仏像を彫刻したもの

磨崖仏(注釈)である臼杵石仏は、61体全てが国宝に指定されています。平安時代末期から鎌倉時代にかけて造像されたといわれ、日本を代表する石仏群です。

この景色圧巻

国指定天然記念物 風連鍾乳洞

大正15年に発見された国指定の天然記念物。閉塞型であるため、外気の進入が少なく、風化することがありません。光沢がよく、均整のとれた神秘的な造形と色彩が美しい鍾乳洞です。

県指定史跡 臼杵城跡

キリシタン大名で有名な大友宗麟によって築かれ、江戸時代は臼杵藩五万石の城として幾多の歴史を積み重ねてきた臼杵城。

当時は臼杵湾に浮かぶ丹生島に築かれた海城でしたが、現在周辺は埋め立てられ、市民や観光客の憩いの場として親しまれています。

毎年3月下旬から4月上旬には、臼杵城址桜まつりが開催される県内屈指の桜の名所です。

日本夜景遺産 うすき竹宵

毎年11月上旬に竹ぼんぼりと竹オブジェのあかりが温かく彩り、訪れた人を城下町の幻想的な世界へといざないます。古くから伝わる真名長者伝説(般若姫の霊が両親と娘の待つ臼杵市へと里帰りする姿)を再現した般若姫行列の美しさは圧巻です。

長野県長和町


長和町イメージキャラクター、双子の妖精「なっちゃん」。
頭には美しの塔、首にはそばのマフラーを巻いています

長野県長和町人口:5,628人(令和5年11月1日時点)面積:183.86平方キロメートル

長野県の中央に位置する長和町は、日本遺産に登録され世界的にも有名な縄文時代の黒耀石(こくようせき)鉱山があります。黒耀石の岩盤でろ過された黒耀水は、太古の昔から絶えることなく湧き出ている天然水で、黒耀水を使った手打ちダッタンそばや清流で育ったニジマスの唐揚げは絶品です。また、美ヶ原高原の美しの塔や不動滝など雄大な自然を感じられるまちです。

区民自然の村から始まった和田村との交流

昭和57年、区制施行50周年を迎えた記念事業として、区民が自然豊かな場所で過ごすことができる、区民自然の村の建設が企画されました。長野県や群馬県の十数カ所の候補地から、自然環境、交通、用地の確保などを検討し、地元住民のかたとの交流が深く、受け入れ態勢も積極的だった長野県和田村(平成17年に長門町と合併して長和町となる)に建設することが決定しました。

昭和59年には、建設予定地の和田村に視察も兼ねた1泊2日のバス旅行を企画し、当時の広報紙「広報めぐろ」で参加者を募集。このバス旅行に小学生から70代までの総勢57人が参加し、和田峠の歴史の道を散策する様子が和田村の広報紙「わだ時報」に掲載されています。

昭和61年、区民自然の村ができると、老若男女問わず和田村を訪れ、農業体験やスポーツなどで交流を深めていきました。

利用者の減少や建物の老朽化、修繕費などを鑑み、平成17年に閉設となりましたが、区民まつりなどで現在も交流は続いています。


区民自然の村パンフレット


広報めぐろ昭和59年7月25日号。全4ページ中見開き2ページで特集し、募集していた


わだ時報昭和59年10月号

長和町ってこんなまち

ブランシュたかやまスキーリゾート

国内でも数少ないスキーヤー専用のスキー場。晴天率80パーセント、標高1,800mの白銀の世界で、晴れた日には山頂から日本アルプスや八ヶ岳連峰、富士山が望めます。ゲレンデは、全9コース。託児所やキッズスペースもあります。

長門牧場

標高1,400mの信州白樺高原に、東京ドーム45個分の用地を有し、200頭の牛を飼育しています。春から秋は牛や羊が放牧され、夏は草原をトラクターで遊覧したり、搾りたてのミルクを使ったソフトクリームを食べたりして、大自然を満喫できます。

黒耀石体験ミュージアム

国の史跡に指定されている星糞峠(ほしくそとうげ)黒耀石原産地遺跡にある博物館。遺跡から発見された資料の展示見学と、黒耀石を使った石器・アクセサリー作り体験や、旧石器時代や縄文時代の歴史を楽しく学ぶことができます。

不動滝

大茂沢川の支流で落差16mの不動滝は、古くから修行の場であったことから、滝の脇には不動尊が祀られています。滝の前の広場では、さまざまな角度から見ることができます。

絶景ここにあり

美ヶ原高原 美しの塔

本州のほぼ中央に位置する標高2,000mの高原。天気が良ければ富士山をはじめ、日本百名山のうち41の山が見渡せる展望の地です。高原のシンボルである美しの塔からは、登山者の安全を願う鐘の音が響きます。

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