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更新日:2024年6月15日

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特集

あっちこっちにウレシイが続々 合言葉はボランティア

ボランティアをしている人、受ける人、双方をつないだ人、みんなが感じるウレシイという気持ち。今号は、ボランティアをしている区民のかた、ボランティアを受け入れている施設の職員、ボランティアを支援している職員、それぞれから「ウレシイ」の詰まったボランティアへの気持ちを伺い、助け合いの輪がいかにしてつながり、広がっていくかをご紹介します。

お問い合わせ:めぐろボランティア・区民活動センター(電話:03-3714-2534、ファクス:03-3714-2530)

ボランティアは

いろいろな出会いがある

ボランティアは、多くの人と接し、助け合いながら活動します。困っている人の視点に立ったり、話し合ったりすることで、社会のさまざまな課題の解決に取り組みます。

自分がやってみたいやできることを

ボランティアの語源は、自分の意思で行動するという意味のラテン語のvoluntas(ボランタス)。強制や義務で行うものではなく、自分のやりたいという意思で行う活動です。

無理はしない

最初からたくさんのことをしようとせず、できることから始めましょう。体調などを考慮し、無理をしないことが、活動を続けることにつながります。

やってウレシイ 活動をしている区民のかたに聞きました

楽しいことをして社会のために役に立てるなんて素晴らしいことです

ボラ歴10年
目黒サンクチュアリーズ
鈴木義正さん

ボランティア活動を始めたのは、10年ほど前に知人から勧められたことがきっかけです。当時もう80代半ばでしたし、一度は断ったんです。でも、何度も誘われるうち、元々理科の教師で植物や環境保全について知識があり、少しは役に立てるかもしれないと思い、参加することにしました。始めてみると、毎週の作業が楽しくてもっと早くからやればよかったと思いました。日々の積み重ねが少しずつ形になっていくのはやっぱりうれしいですね

楽しいことをして社会のために役に立てるなんて素晴らしいことだと思います。私にとって生きがいです。一人一人の力は小さいかもしれませんが、みんなで集まるとやっぱり大きな力になるんですね。ボランティアはとっつきにくいと思うかもしれませんが、やってみたら何てことない。区民の皆さんも、とにかく何でもいいからやってみてほしいなと思います。

目黒サンクチュアリーズ

東山公園拡張部にあるビオトープを拠点に、池の手入れや腐葉土づくり、巣箱の設置など生物多様性に配慮した環境づくりを行っています。活動日は毎月第1・3土曜日の午前中。活動の様子は同団体のインスタグラムでご覧になれます。

目黒サンクチュアリーズ公式インスタグラムを見る

お客さんとして参加するというボランティアのカタチもあると思います

子育てサロンを始めたきっかけは、友人から誘われた子育て支援サイトの立ち上げの際に、ママたちが子どもと一緒に行ける場所がないと困っているのを知ったことからです。親子が安心して楽しめる時間と場所を作りたいという気持ちからでした。活動を始めて11年になりますが、参加してくださるパパ・ママや子どもたちとのふれあいの中で、毎回うれしいことがあるので続いています。

ボランティアって手伝うことだと思っていらっしゃるかもしれませんが、お客さんとして参加するというボランティアのカタチもあると思うんです。まずは参加してみる。それがその団体を支えるという意味で次につながると思います。参加してみて、自分も運営側に回ってみたいなと思ったら次のステップに進めばいいですし。まずは気になった活動に参加してみることから始めてみてほしいですね。

ボラ歴11年
子育てサロン サリュ!代表
山神祥子さん

子育てサロン サリュ!

自宅の一室を子育てママの安心できる居場所にしたいという思いから、区内の仲間と活動を開始。2歳までの子どもと保護者が対象。東山住区センターで、毎月第4木曜日に、テーマを決めてリトミックやワークショップを開催しています。開催情報など詳細は、同団体ウェブサイトでご覧になれます。

子育てサロン サリュ!を見る

受けてウレシイ 受け入れている施設の職員に聞きました

入所者にとって、ボランティアは地域とつながる大切な存在です

特別養護老人ホーム
こぶしえん
鈴木淳さん

ボランティアは、新型コロナウイルスが5類に移行後、ここ1年ほどで本格的に受け入れられるようになりました。食事介助や館内清掃、レクリエーションのお手伝いなど、さまざまな面で力をお借りしています。入所されているかたにとっては、ボランティアは地域とつながる大切な存在でもあると思っています。

また、めぐろボランティア・区民活動センターには落語や南京玉すだれなど、いろいろな一芸を持つかたが特技ボランティアとして登録されています。毎週金曜日に、地域の皆さんと一緒に食事をする会食サービスを提供していますが、会食の後に余興を楽しむ時間を設け、ボランティアに活動をお願いしたいと思っていて、夏ごろを目指して計画しています。

こぶしえんで活動するボランティア

特別養護老人ホームこぶしえんで、デイサービスなどのボランティアを行っています。レクリエーションの企画や提案など、いつも利用者が楽しめるように考え、活動しています。

ウレシイをつなげる 活動を支援する職員に聞きました

誰かのウレシイにつながったら、自分もうれしくなれる。それがボランティアの魅力です

私たちは、ボランティアをしたいかたと、必要とされている施設や団体とをつなげています。他にも、ボランティア参加へのきっかけを作る講座や福祉体験学習、地域活動団体の支援なども行っています。

ボランティアの魅力は、活動を通じていろいろな人との出会いや経験をすることができ、そこから視野が広がって新しい自分の発見につながることだと思います。本当に皆さん、楽しいと言って活動されていて、その笑顔に私たち職員も元気をいただいています。まずは自分の好きなこと、興味があることから始めてみてください。それが誰かのウレシイにつながったら、自分もうれしくなれますよ。

めぐろボランティア・区民活動センター長
白木愛子さん

やってみようと思ったら

めぐろボランティア・区民活動センター

ボランティアをしてみたい、団体を立ち上げたいなどのボランティアや地域活動に関する相談、紹介等のほか、講座や研修等も行っています。

場所:目黒区中目黒二丁目10番13号 中目黒スクエア内
日時:8時30分から19時(日曜日·月曜日、祝日·休日、毎月第2木曜日は休館)

めぐろボランティア・区民活動センターを見る

広報紙「ボランティアめぐろ」

区内のNPO法人やボランティアグループなど、地域活動の情報が詰まった広報紙です。住区センター、目黒区社会福祉協議会などで配布するほか、同センターウェブサイトでご覧になれます。

めぐろボランティア・区民活動センターを見る

めぐろボランティア情報検索サイト

区内のボランティア活動を分野・地区・頻度・曜日の4項目から探せます。

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ウレシイを体験しよう!

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