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特集
特殊詐欺被害防止対策 詐欺電話はスマホにもかかってくる
スマホにかかってくる詐欺電話が増えています!
これまで固定電話への詐欺電話(アポ電)対策を重点的に進めてきましたが、このところスマートフォン(スマホ)へのアポ電が増加しています。そのため、特殊詐欺の被害が、高齢者から若者まで幅広い世代に広がっています。
特殊詐欺被害を防ぐには、犯人の手口など犯罪に対する知識を得ることがとても大切です。今号では、最近増えている特殊詐欺の手口をはじめ、具体的な対策や注意するポイントをご紹介します。
お問い合わせ:生活安全課(電話:03-5722-9667、ファクス:03-5722-7936)
本当にあった! 警察官になりすました手口(被害者:40代)
あなたは気付きましたか?ここがおかしい!
非通知設定や国際電話(「+」から始まる番号)でかけてくることが多い。 |
警察官を名乗り、犯罪の容疑がかかっているなどと言って不安をあおった上で、LINEなどのビデオ通話ができるアプリを悪用し、これらのアプリでやり取りするよう誘導してくる。 |
ビデオ通話の画面越しに、警察手帳や逮捕状を見せて、信じさせようとする。 |
「犯罪資金であるかの確認」や「保釈金」など、うその名目でお金を振り込ませようとする。 |
警察がLINEなどのビデオ通話できるアプリに誘導し、警察手帳や逮捕状を提示したり、お金の振り込みを要求したりすることは、
絶対にありません!
警察官を装った電話に注意!
警察官になりすまし、「あなた名義の銀行口座が犯罪に使われ、あなたは事件の容疑者になっている」などと架空の事件をでっち上げ、逮捕されないための保釈金や銀行口座を調査するなどの名目で、犯人の管理する口座に現金を振り込ませ、だまし取ろうとしてきます。
スマホへの着信がとても多いため、高齢者のみならず若い世代の被害も多くなっています。
手口はさまざま
最初のアポ電は、総務省や総合通信局、通信事業者などを装ってかけてくることもあります。「あなた名義で契約されている携帯電話が犯罪に利用されている」「携帯電話の未納料金がある」などと話し、偽の警察官に転送されることもあります。
偽の警察官が言ってくること
- 詐欺事件の犯人を捕まえたら、犯人が使っていた口座や携帯電話にあなた名義のものがあった
- あなた名義の携帯電話が犯罪に利用されている
- あなた名義の口座がマネーロンダリング(犯罪収益を出どころなどが分からないようにする行為)に使われている ほか
依然として被害多発中。他の手口にもご注意を!
還付金詐欺
自治体職員などを名乗り、医療費や税金の還付金があると偽って、被害者にATMを操作させ、被害者の口座から犯人の口座にお金を振り込ませる手口。
預貯金詐欺
警察官や銀行協会職員などを名乗り、キャッシュカードの交換が必要などと偽って暗証番号を聞き出した上で、キャッシュカードをだまし取る手口。
架空料金請求詐欺
有料サイトの未払い金があると偽ったり、パソコンがウイルス感染したように見せかけて、復旧費用名目で、電子マネーカードを購入させたりして金銭をだまし取る手口。
オレオレ詐欺
親族などを名乗り「電車内にかばんを忘れた。会社の損失を穴埋めするためお金が必要」などと偽り、金銭をだまし取る手口。
注釈)上記のマンガの手口はオレオレ詐欺に含まれます。
SNS型投資詐欺やロマンス詐欺も急増中!
投資詐欺
SNSなど非対面で投資を勧め、投資名目で金銭等をだまし取る手口。著名人になりすました偽広告が使われることもあります。
ロマンス詐欺
SNSなど非対面で複数回やり取りして、恋愛感情や親近感を抱かせ、金銭をだまし取る手口。 「二人の将来のための投資を」「あなたと結婚するためにお金が必要」などは詐欺です。
不審な電話への対策知らない番号には出ない非通知や国際電話、登録していない番号などには出ないようにしましょう。 着信設定などの対策を行う国際電話を着信拒否等とする設定やキャリアのセキュリティーサービスを利用するなどの対策が有効です。 ビデオ通話できるアプリなどへの誘導には応じないSNSでの通信やアプリのインストールなど、相手の指定する通信手段への誘導に応じてはいけません。 「誰にも話すな」と言われても、必ず周りに相談家族や警察に必ず相談をしてください。自分一人で解決しようとしないことが大切です。 不審な電話は警察に連絡を!警察官を名乗る電話があった場合は、相手の「所属・担当部署、氏名、内線番号」などを聞き取り、いったん電話を切ってから最寄りの警察署に確認してください。 警察官のほか、総務省や通信事業者、区役所、検察官などをかたる電話があった場合も、必ずいったん電話を切って、警察署に確認してください。 目黒警察署 電話:03-3710-0110 碑文谷警察署 電話:03-3794-0110
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