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7か月から1歳半の子育てについてのよくあるご質問
- 卒乳って・・・
- ほ乳びんはいつまで使っていいの
- あれもイヤ、これもイヤ、苦手なものが多くて食べてくれないの
- 食事中、落ち着いて座って食べてくれないの
- メニューがマンネリ化しています。どんなメニューがいいの
- どんな遊びが好き
- はいはいはどうして大切なの
- 1歳を過ぎたのにまだ歩かないんです
- 危なくて目が離せないんです
- 8か月過ぎてから毎晩夜泣きをするんです。おむつも替えたし、体調も悪くないのにどうして?疲れてしまいます・・・
- 1歳を過ぎたころから思い通りにならないと、ひっくり返って大泣きするんです
1 卒乳って・・・
授乳は赤ちゃんの心と体を育む大切なものです。離乳食を食べるようになっても、自我の芽生えによる苛立ちや不安が出ることもあり、おっぱいを吸うことで安心と元気をもらいます。赤ちゃんが自分から飲まなくなるのをゆったりと待ちましょう。しかし、体重が増えない、離乳食が進まないなどの心配がある場合、小児科の医師や保育園の栄養士に相談してみましょう。
食事をしている子ども
2 ほ乳びんはいつまで使っていいの
9か月頃になると3回食(個人差はあります)が始まり、食事が中心になってきます。この時期はよく噛んで食べることが大切です。またミルクやスープなどの液体をコップなど器から直接飲むことも練習していきます。
1歳を目安に、ほ乳びんをはずす準備をしていきましょう。
持ち手付きコップとほ乳びん
3 あれもイヤ、これもイヤ、苦手なものが多くて食べてくれないの
食べさせなければと無理強いをしないで、まず、大人がおいしそうに食べる姿を見せながら長い目で見守りましょう。月齢が低いうちは苦手なものだと決めつけず、「今回は食べなかったけど調理方法を変えてみよう」など、様子を見ながら食卓に出していくことが大事です。
食べ物を嫌がっている子ども
家族での食卓
4 食事中、落ち着いて座って食べてくれないの
食事は座って食べることを知らせていきましょう。立ち上がったら「座ろうね」と優しく席に戻します。子どもが集中できる時間は短いものです。食事時間は10分位から20分位までを目安として、遊び始めたら切り上げるようにします。テレビも食事中は消しましょう。
5 メニューがマンネリ化しています。どんなメニューがいいの
保育所の好評メニューをご紹介します。1歳を対象にした量です。味付けは薄味が基本です。
きなこごはん
ごはんに茹でて刻んだほうれん草を混ぜても美味しく食べられます。
材料(1人分)
- 柔らかいご飯 70グラムから80グラム
- きな粉 2グラム(小さじ1杯くらい)
作り方
ごはんの上にきな粉を振りかけます。
手で持って食べられるようになったら、丸めてあげても良いですね。
パンプキンポタージュ
子どもはスープが大好き。カボチャの甘みを生かします。
材料(1人分)
- カボチャ 30グラムから50グラム
- 水 40グラム
- ミルク又は牛乳 50シーシーから60シーシー
- 塩 少々
作り方
- 皮をむいたカボチャを柔らかく煮て、熱いうちにつぶします。
- ミルク又は牛乳、塩を加えてなめらかに仕上げます。
じゃがいも、にんじんでも作れます。
魚のあけぼのあん
煮魚、焼き魚どちらにも合う、きれいなあんかけです。
材料(1人分)
- 魚 20グラム
- 片栗粉 適量
- だし汁 適量
- にんじん 10グラム
- だし汁 10シーシー
- しょう油 少量
- 片栗粉 0.5グラム
作り方
- 魚は小麦粉をまぶし、だし汁で煮ておきます。
- 人参はすりおろし、だし汁で煮て調味し、片栗粉でとろみをつけて魚にかけます。
9か月頃になったら、魚は焼いても良いでしょう。あんは、ほうれん草やトマト等で作るのもよいです。
メニューについては、「保育園の給食」のお勧めメニューページも参考にしてください。
ご飯
ほうれん草とにんじん
6 どんな遊びが好き
この時期は、物を入れたり出したり、積み重ねたものを崩したりなど繰り返して遊びます。集中して遊べているときは、そっと見守ってあげましょう。また、大人と一緒に遊ぶふれあい遊びも好きです。手をつないで一緒に散歩したり、大人の身体の上に乗せて“飛行機ブーン”と遊んでみましょう。
7 はいはいはどうして大切なの
はいはいは腕、足、腹筋、背筋など全身を使う動作で、歩き始めたとき身体がしっかりすると言われています。
腹ばいをしたとき、目の前でおもちゃを使ってはいはいを誘ったり、広い場所でお母さんも一緒にはいはいをして楽しんでみてください。
「ハイハイ」をする子ども
8 1歳を過ぎたのにまだ歩かないんです
個人差はありますが、はいはい、つかまり立ち、つたい歩きをたくさん経験していくと歩き始めます。大人は早く歩いて欲しいとつい手を添えて歩かせてしまいますが、自分でバランスをとり歩こうとする姿を大切にしていきましょう。
つかまり立ちをしている子ども
9 危なくて目が離せないんです
この時期の子どもは好奇心のかたまりです。何でも触ったり、口に入れたりして物を確かめている時期です。危ないもの、さわられて困るものは手の届かないところに片付け、生活の環境を見直してみましょう。テーブルクロス等を引っ張ることで、物が落下する事故につながる危険もあります。また、ボタン電池は、誤飲した場合、食道にとどまり、粘膜と接触して放電すると1時間程度で食道の壁に潰瘍ができたり、穴が開いたりする恐れがあります。
10 8か月過ぎてから毎晩夜泣きをするんです。おむつも替えたし、体調も悪くないのにどうして。疲れてしまいます・・・
大人中心の生活リズムで刺激が多すぎると、夜泣きをすることがあります。日中体を動かしたり、お昼寝や夕方の睡眠時間を調整することで、夜ぐっすり眠れるようになります。それでも原因のわからない時は、室温の確認や水分補給等、気分転換の方法をいろいろ試してみましょう。赤ちゃんがお昼寝の時は、大人もひと休みして睡眠不足を解消しましょう。
11 1歳を過ぎたころから思いどおりにならないと、ひっくり返って大泣きするんです
自我の芽生えの時期によくある姿です。この時期は、行動範囲が広がり、好奇心が旺盛になります。その為、行動を止められると、大泣きになったりします。「どうしたかったの?」と子どもの思いを受け止めてあげましょう。危険なときや大切なものなど触れてほしくないときは「あぶないね」「これは大事、大事ね」と繰り返し伝えましょう。
泣いている子ども
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