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1歳半から3歳の幼児の子育てについてのよくあるご質問 社会性編

更新日:2015年11月1日

1 “ほめる”ってどうしたらいいのでしょうか

子どもは、ほめられ認めらたことを実感できると伸びていきます。
子どもが初めて歩いたときや初めて「ママ(パパ)」と話したとき、親子共に嬉しくて「すごいね。よくできたね」と子どもと一緒になって喜びます。このように子どもの気持ちを認めて共感することが大切です。子どものいいところを見つけて言葉にしたり、笑顔で子どもの目をしっかり見つめる・頭をなでる・抱きしめる・ほほをすりよせる等スキンシップをしながらほめると、子どもに気持ちが伝わり、より安心できる関係が築くことができます。

2 何でも「イヤ」「自分で」ばかりで、どうしたらいいかわからないのですが

自我の芽生えと共に「イヤ」「ダメ」と自己主張することが多くなりますが、子どもにとっては大切な成長の一つです。また「自分で」と言う言葉も出てきます。そのような時は出来るだけ子どもが自分でできることを尊重してあげましょう。大人が手伝いたくなるのを我慢して“一人でできたこと”を認めることで自信や次の意欲につながっていきます。

3 「あれもダメ」「これもダメ」と言ってしまうのですが

叱ってばかりでは伝わりません。子どもの動きから思いをキャッチして接していくことや身近な環境から見直しましょう。

  • 危険な物や触られて困るものはしまっておく
  • 汚されても片付けやすいようにする(食事の時シートを敷いておく)

事故につながりそうな時には、真剣に・冷静に「あぶない」「ダメ」などの短い言葉で、その時すぐに伝えてください。禁止した行動をやってからではあまり効果がありません。
どうして危ないのか、どうしていけないのかしっかり目を見て伝えましょう。大人の真剣さを通して「危険」であることがわかっていきます。

4 つい感情的に叱ってしまうのですが

感情的に叱りすぎてしまったなと思ったときは、あとでフォローをしてあげましょう。抱っこして「ごめんね。叱りすぎちゃったね」とスキンシップで受け入れ、優しく言葉にして伝えてあげることで“あなたが大好きよ”という大人の気持ちが伝わります。

5 やってはいけないことで大人を困らせます。どのようにしたらいいのでしょうか

1歳児

やりたい気持ちが芽生えます。それは意欲的な姿でとても大事なことです。失敗を繰り返しながら“やっていいこと”“やってはいけないこと”を覚えていきます。危険な行動、事柄はその都度知らせましょう。

2歳児

「自分で」という言葉が出て、自分でやりたい気持ちを主張します。やりたくないことや否定されるとかんしゃくを起こし、だだをこね大人をてこずらせたり、困らせるようになります。まずは、「こうしたかったのね」と気持ちを受け止め、やってほしくないことは「これは(理由)だからダメよ」と伝えましょう。

3歳児

周囲にも目が向くようになり、やって欲しくない理由も聞き入れられるようになってきます。毅然とした態度で対応しましょう。
また、「見ているよ」という言葉や笑顔・ふれあい・まなざし等、優しく受け入れられることで子どもは安心して育ちます。

6 気が付くとテレビやDVDを長い時間見せていますが、いいのでしょうか

楽しく見るために、各家庭で簡単なルールを決めることが大切です。つけっぱなし、見せっぱなしは避けましょう。

  • テレビ・DVDは情報が一方的で対話がありません。見るときは、一緒に見て子どもの反応に応えたり、会話を楽しみましょう。

7 同年齢くらいの子どもがいてもなかなか一緒に遊ばないのですが

まだ、家族との関係が主ですが、生活の広がりと共に人とのつながりも広がっていきます。子どもは一人ひとり違います。自分から他の子にちかづくタイプの子もいますし、そばに来られると嫌がるタイプの子もいます。ゆっくり様子を見守ってあげましょう。

8 友だちのおもちゃを取ってしまいます

まだ上手に貸し借りが出来ない年齢です。大人が「これが欲しかったのね」と気持ちを受け止め、「貸してって言おうね」など、思いを言葉にしてあげましょう。繰り返していくことでルールを身につけていくようになります。

9 友だちを噛んだり叩いたりしてしまうのですが

この年齢では、おもちゃの取り合いや自分の思い通りにならない時によく見られますが叩いたりしてしまうのには、その子なりの理由があります。「あれがほしかったの?」などと気持ちを受け止めてから、いけないことを知らせていきます。この時期は、まだ言葉が未発達なために言葉でのやり取りが上手くできません。それまでは大人が未然に防ぐよう援助していきましょう。

10 外ではどんな遊びがいいのでしょうか

子どもは外遊びが大好きです。公園は固定遊具や木の実・花・虫などたくさん遊ぶものがあります。大人が一緒に共感しながら遊びましょう。
2歳位になると大人と一緒に手をつないで出かけることもできます。

  • 「公園にいってドングリ拾おうね」「Aさんの家の犬を見ようね」と目的を知らせると見通しをもって歩きます。交通ルールを知らせていく機会でもあります。
  • 「きれいな花がさいてるね、いいにおい」「葉っぱがたくさんおちてるね」など四季の変化を一緒に感じるのも楽しいですね。
  • ゆるやかな坂道や危険のない場所を歩いたり、走ったり、よじ登ったり、大人と一緒に体を動かしてあそびましょう。
  • 砂遊び、ボール遊び、追いかけっこ、かくれんぼなども子どもが好きな遊びです。

11 室内ではどんな遊びがいいのでしょうか

1歳から2歳児は手先、指先を使う遊びや体を使う遊びをたくさん楽しみます。
大人と一緒に遊ぶと楽しさが広がっていきます。3歳近くになると生活を再現する“ままごと遊び”や“電車ごっこ”などの“ごっこあそび”が大好きになります。

  • 家の中に子どもが“自分の遊びの場所”と感じられるようなコーナーを作ると安心していつでもそこで遊びます。居間の一角におもちゃを収納できる重ねカゴや棚、敷物などで工夫してみましょう。

12 なんでいつも同じ絵本ばかり読んで欲しいと持ってくるのでしょうか

気に入った本は何回でも繰り返し楽しみます。大人のひざのぬくもりを感じながら、好きな絵本のページを何回も読んでもらったり、自分でページをめくるのも大好きです。興味は一人ひとり違いますので、身近で好きなものが出ているものや共感できるストーリーのある絵本を用意してあげましょう。

13 スーパーで買い物をしているとき、商品を触ったり、「買って、買って」の要求に困まってしまいます

1歳半を過ぎると自己主張が出てきます。自分の物と他人の物と区別がつき始めてくるのもこの時期です。3歳位になると「今日は買わないわよ」など簡単な約束を守ろうとします。でも商品を前にすると自分の思いを主張することがあります。その時は「約束したね」と応じ、守れた時は「我慢できたね、えらいね」とほめてあげましょう。繰り返しているうちにだだこねも減ってくるでしょう。

14 電車や病院で騒ぐといたたまれなくなります

子どものお気に入りのおもちゃや絵本、お茶などを持って出かけるのも一つの方法です。周囲の人に迷惑をかけた時は「すみません」と一言声をかけると周囲の人の気持ちも和みます。混雑している場は、動きも制限されてしまうので、できるだけ避けましょう。
最近はタブレット等でアニメなどを見せて診察を待っている親子も見かけます。大人がしっかり管理して長時間見ていることがないようにしましょう。

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