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更新日:2020年9月24日

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目黒天空庭園でブドウの収穫が行われました(令和2年9月12日)


目黒天空庭園の空撮画像

平成25年3月30日に開園した目黒天空庭園。ここでは開園以来、ワイン用のブドウ(品種:マスカットベリーA)を栽培・収穫しています。ブドウの栽培は、同公園の活動登録団体である「目黒天空庭園栽培ガーデニングクラブ」が行っています。

9月12日(土曜日)に、今年栽培されたブドウの収穫作業が行われましたので、目黒天空庭園栽培ガーデニングクラブ代表の高橋辰三さんにお話をうかがいました。

ブドウを栽培しようと思った理由を教えてください

この公園ができる時に、地域の住民の方で何か面白い試みをということで、パリのモンマルトル修道院のふもとのブドウ畑でワインを作って、モンマルトルの収穫祭をやっているのを知っている方がいて、ここもそういったワインづくりをして収穫祭をやりたいというアイデアが出され、それが実現した形になります。


ブドウ収穫作業の様子

ブドウづくりにおける作業を教えてください

今年は、春につるを切って、誘引作業というのがあって、今年はどういう形に伸ばしていこうとか、棚のブドウがなったときに採りやすいように、どういうふうにツルを伸ばしていこうかなど、誘引作業や剪定作業をして、いいブドウができるようという試みをしてきました。


おいしそうなブドウが収穫できました

今年の収穫量を教えてください

今年は約40キログラム採れました。今年は300本のワインを造る予定なんですが、そうすると、あと250から260キログラムのブドウが必要になります。このため、山梨のワイナリーのブドウを混ぜて醸造します。だいたい15パーセント弱ぐらいの大橋産のブドウが入ったワインができる見込みになります。


子どもたちも収穫作業をお手伝いしました

なぜ山梨のワインなのですか

東京農大さんのご縁でご紹介いただいた、山梨の白百合醸造さんの内田社長にアドバイスをいただき、何のブドウにするか、どういうふうに植えていくか、そのあたりから指導いただいてまして、つるの誘引の仕方ですとか、土をどういうふうにするかですとか、2013年のオープンから7年以上に渡って指導いただいています。
ブドウの木自体も山梨県甲州市の白百合醸造さんのマスカットベリーAという苗木を分けていただきました。これから混ぜるワインのブドウというのも山梨県甲州市のマスカットベリーAですので、元々生まれは山梨のものとなります。


約40キログラムのブドウが収穫されました

ワインは収穫祭で飲めますか

今年はコロナの影響で収穫祭はありません。今年度は難しいかもしれませんが、桜まつりという毎年やっているイベントで振舞えたりできればいいです。
ただ、ワインは腐りませんので来年の収穫祭ができれば、2021年のものに加えて、2020年のものと飲み比べとかができると思いますし、みんなで楽しみにしています。


収穫作業を終えて記念撮影

目黒天空庭園栽培ガーデニングクラブ提供の画像
朝採れのブドウを圧搾する様子(山梨県白百合醸造にて)

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