目黒川でアユ捕獲!「いきもの発見隊」開催(平成30年5月20日)

更新日:2018年5月31日

5月20日(日曜日)、目黒川船入場で「いきもの発見隊」を開催した。このイベントは、区内在住、在学、在勤者を対象に、普段は入ることの出来ない目黒川に入り、川にいるいきものたちを捕獲、観察してもらい、身近な自然に対する理解を深めてもらうことを目的に開催しているもので、平成9年度からスタートし、今年度で22年目を迎える。例年好評のイベントで、今回は276名の参加希望があり、親子連れを中心に、抽選に当たった85名が参加した。


目黒川船入場でいきもの探し

爽やかな風が吹く休日の午後、長靴を履き、たも網を手に持った参加者は、講師(魚類研究者)の君塚(きみづか) 芳輝(よしてる)氏から、いきもの捕獲のアドバイスと川に入るうえでの注意点について説明を受けた後、いきものが沢山いそうなポイントめがけて思い思いに川に足を踏み入れた。


注意深くいきものを探します


小さな魚を見つけました

川底には藻などが生えており、油断をすると滑って転びそうになるが、最初こそ慎重に歩いていた参加者もすぐにいきもの探しに夢中になった。開始早々、「捕まえた!」と声が上がり、駆け寄ってみると4センチほどのアユが網に入っており、捕まえた子どもは嬉しそうに魚を見せてくれた。川は濁りなく、天候にも恵まれ、川面を注意深く見ながらゆっくり歩いていると魚の姿が視認出来る。しかし、たも網を川に入れて近寄るとすぐに逃げられてしまうため、親子や子ども同士で協力し合いながらいきものを捕まえる姿があちこちで見られた。

捕まえたいきものをカメラに向ける参加者の様子3

捕まえたいきものをカメラに向ける参加者の様子4

捕まえたいきものをカメラに向ける参加者の様子5

捕まえたいきものをカメラに向ける参加者の様子6

捕まえたいきものをカメラに向ける参加者の様子1

捕まえたいきものをカメラに向ける参加者の様子2

川から上がった参加者は、日除けテントの下で、区の職員から区内の自然や環境について座学を受けた。目黒川の透明度については、長いシリンダーに目黒川の水を入れて子ども達に上から覗き込んでもらい、捕まえた川のいきものがどんな環境で生きているかを感覚的に理解してもらった。参加者は説明を聞きながら、普段身近にある区内の自然について再確認している様子だった。

長いシリンダーを囲んで職員からの説明を受ける子ども達

シリンダーを覗き込んで透明度を確認する子どもの様子

その後、川で捕獲したいきものの観察会が行われ、参加者の捕まえたいきものが何という名前でどのような形をしているのか、改めてじっくりと観察してもらった。いきものは種類ごとに水槽に分けられ、子ども達はその姿を熱心にスケッチし、描き終えた後も長らくその姿をじっと眺めていた。

捕まえたいきものをじっと観察する子ども達

捕まえたいきものが入っている水槽を親子で見ている様子

今回のいきもの発見隊では参加者とスタッフにより10種類のいきもの(アユ、スミウキゴリ、ビリンゴ、ボラ、マハゼ、マルタ、ミシシッピアカミミガメ、モクズガニ、アメリカザリガニ、クサガメ)が捕獲され、「スミウキゴリ」が最も多く捕れた。かつては水質汚濁がひどかった目黒川だが、平成7年以降、東京都によって清流復活事業(落合下水処理場から高度処理水を目黒川に流し、きれいな水の流れを取り戻す事業)が行われると、水質が改善され、東京湾からアユやハゼなどの魚が上ってくるようになり、現在では多くの種類のいきものが観察出来るようになっている。


アユ


ビリンゴ


ボラ


マハゼ


ミシシッピアカミミガメ


モクズガニ


マルタ


スミウキゴリ

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