ショパンなどの名曲を堪能 日本・ポーランド国交樹立100周年記念交流コンサート(令和元年6月10日)

更新日:2019年6月28日

6月10日(月曜日)、TCMホールにて日本・ポーランド国交樹立100周年記念交流コンサートが開催された。本年4月にオープンした東京音楽大学中目黒・代官山キャンパス内にあるTCMホールでの開催ということもあり、定員422名のホールは約4倍の競争率を当選した公募区民200名及び関係者により埋め尽くされた。

目黒区は、区内にあるポーランド共和国大使館と、これまでも様々な交流により関係を深めてきたが、本年、日本とポーランドは国交樹立100周年を迎えることとなった。また、本年4月に区内に東京音楽大学新キャンパスが開校した機を捉え、ポーランド大使館、ポーランド広報文化センター、東京音楽大学及び目黒区が連携し、ポーランド及び東京音楽大学出身の音楽家が演奏するコンサートを実施し、区民が芸術文化に触れる機会の充実と文化交流を図ることを目的として開催された。


TCMホールの様子

コンサートに先立ち、主催者である青木英二目黒区長、ヤツェク・イズィドルチク駐日ポーランド共和国特命全権大使、鈴木勝利東京音楽大学理事長から挨拶が行われた。青木区長は、「外務省は新元号「令和」の意味を英語で表す際に「beautiful harmony」と表現することとしたようですが、まさに令和の幕開けにふさわしく、今回のコンサートは目黒区、東京音楽大学、ポーランド大使館の美しい地域社会のハーモニーの力で実施することができました。今後、ますます東京音楽大学、ポーランド大使館、目黒区のトライアングルの交流が深まることを期待します。」と述べた。


コンサートに先立ち、主催者から挨拶が行われた

コンサートの第1部は、片山 柊(かたやま しゅう)のピアノ独奏に続いて、朴 賢娥(ぱく ひょな)のチェロとの共演が行われた。第2部は、ポーランド出身のSlavomir Kowalewski(すわべっく こばれふすき)によるピアノ独奏が披露された。ポーランド出身の作曲家「フレデリック・ショパン」のピアノ曲他、全9曲の演奏が終了すると、客席から惜しみないカーテンコールが送られた。


片山柊のピアノ独奏


片山柊(ピアノ)と朴賢娥(チェロ)との共演


Slavomir Kowalewskiのピアノ独奏


惜しみないカーテンコールが送られた

今回のコンサートを訪れた方は、「こうしたクラッシックのコンサートが間近に聴けてとても嬉しいです。ピアノとチェロの共演がとても素晴らしかったです。ポーランド大使館が目黒区内にあることは初めて知りました。とてもいいご縁なので、これからも様々なイベントを開催していただきたいと思います。」と話してくれた。

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