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更新日:2020年8月9日

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鐘の音とともに平和への祈りをこめて 目黒区平和記念事業(令和2年8月6日)

中目黒しぜんとなかよし公園内にある平和の石

平和の石に献花と千羽鶴が献納された

平和の石のつどい

日時

8月6日(火曜日) 午前8時10分から8時25分

場所

総合庁舎前「中目黒しぜんとなかよし公園(目黒区上目黒二丁目19番18号)」内

「平和の石」は、国際平和年の昭和61年、広島市と目黒区の職員の交流がきっかけとなり、核兵器の廃絶と世界恒久平和実現のシンボルとして、当時の荒木武広島市長から、被爆した旧広島市庁舎の階段の一部が寄贈されたもの。

8月6日午前8時15分。目黒区総合庁舎前の中目黒しぜんとなかよし公園内にある「平和の石」を囲み、平和の石のつどいが開催されました。このつどいには毎年多くの方が参加していますが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、限られた人数で行われました。
はじめに、広島に原爆が投下された「午前8時15分」にあわせ、1分間の黙祷が捧げられました。続いて、平和への願いを込めて、鈴木勝目黒区副区長、黒坂操目黒区職員労働組合書記長、萠友会(ほうゆうかい)(目黒区被爆者団体)の谷口正次氏により、平和の石への献花が行われました。


平和の石への献花の様子

平和の石のつどいにあたり鈴木勝副区長は、「私たちが決して忘れてはならない広島・長崎への原爆投下から75年が経ちました。原爆投下、そして先の大戦では、多くの日本人を含めて尊い命が犠牲となりました。 私たちは、この「平和の石」を決して忘れず、後世に末永く引き継ぎ、平和の尊さ、そして核兵器の廃絶と恒久平和を願っていかなければならないと思います。新型コロナ感染症の影響はありますが、思いやりやいたわり、そして平和を愛するという思いをじっくりとかみしめて、改めて心を一つにしなければならないと思います。」と挨拶を行いました。

平和の鐘の打鐘

日時

8月6日(火曜日) 午前10時30分から午前10時45分

場所

目黒区民センター公園内(目黒区目黒二丁目4番36号)

10時30分からは、目黒区民センター公園で、人間国宝故香取正彦氏(目黒区名誉区民)寄贈による平和の鐘(広島市・バンクーバー市の鐘と姉妹鐘)の打鐘が行われました。この打鐘も、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、青木英二目黒区長、そうだ次郎目黒区議会議長と区民センター児童館・学童保育クラブの子ども2名により行われました。

打鐘にあたり青木英二目黒区長は、「今日は、今から75年前の朝、広島市に原子爆弾が投下され、多くの市民が犠牲となった日です。区では、この日を忘れず、戦争の悲惨さや核兵器の恐ろしさ、平和の大切さを末永く伝えるため、毎年「平和祈念のつどい」など、様々な行事を行っています。しかしながら、今年は新型コロナウイルス感染症のため、多くの人が集まるような行事を中止しなくてはならず、とても残念です。また、こんな時だからこそ、平和を願う気持ちを忘れてはいけないと思っています。世界平和と新型コロナ感染症が一日も早く収まることを願って、力強く「めぐろ平和の鐘」をつきたいと思います。」と挨拶を行いました。

区民センター児童館・学童保育クラブの子どもたちが作った千羽鶴が献納された後、一人ずつ打鐘を行い、平和への祈りをこめた鐘の音が高く鳴り響き渡りました。

平和の鐘の打鐘の様子
青木区長(写真左)とそうだ区議会議長(写真右)による打鐘の様子

平和の鐘の打鐘の様子2
区民センター児童館・学童保育クラブの子どもたちによる打鐘の様子

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