避難所における新型コロナウイルス感染症対策

更新日:2020年6月16日

新型コロナウイルス感染症がまん延する状況において災害が発生し、避難所を開設する場合には、感染症対策に万全を期すことが重要となっています。

本区においても、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、十分な換気やスペースの確保等、少しでも感染リスクが軽減されるよう実施して開設しますが、自助としての感染防止対策をできるだけお願いいたします。

皆様におかれましても、地震や大雨・台風のときにどうすればよいのか「新型コロナウイルスの感染リスク」も踏まえ、日ごろからの備えと災害時の避難行動を改めて確認してください。

  • 「避難」とは「難」を「避」けることであり、自宅での安全確保が可能な人は、感染リスクを負ってまで避難所に行く必要はないと考えます。
  • 本当に避難所に行く必要のある方を、適切に受け入れられるようご協力ください。自宅が危険な場合も、避難先は区が開設する避難所だけではありません。安全な親戚・知人宅に避難することも考えましょう。

避難所での感染症対策

避難所は、新型コロナウイルス対策で最も避けなければならない「密閉・密集・密接」の3密状態になってしまいます。できることを行って、感染リスクを下げましょう。

自分と周りの人のためにできること

  1. 避難の際にはマスクなどの感染防止対策をしましょう。
  2. 避難所に来る前に検温し、発熱・咳などの症状がある方は、避難所・風水害時避難場所に到着したときに職員に申し出てください。
  3. 基礎疾患をお持ちの方など、体調に不安がある方は、職員に相談してください。
  4. 避難所・風水害時避難場所ではこまめな手洗い、咳エチケットなど、基本的な感染対策を行いましょう。
  5. ほかの避難者との距離を十分にとるようにしましょう。
  6. 定期的(朝晩2回を目安)に体温をはかり、少しでも体調の変化を感じた場合は、速やかに職員に申し出てください。(非常持ち出し品に体温計をあらかじめ含めておきましょう。)

感染症対策で避難所に持っていくもの

  • マスク
  • アルコールタイプのウェットティッシュ
  • アルコール消毒液
  • 体温計

避難所における新型コロナウイルス感染症対策マニュアル(暫定版)

避難所での新型コロナウイルス感染症の拡大を予防し、避難者や避難所運営に従事する職員等が新型コロナウイルスに感染するリスクを避けるために作成したマニュアルです。避難所における感染者等の専用スペースの確保や随時換気による衛生環境の維持、また、マスク着用、手指消毒や検温による感染予防などの対策を示し、避難者や避難所運営に従事する職員等が一体となって感染拡大防止に取り組む内容となっています。

  • 両面印刷を想定しているため空白のページがあります。
  • このマニュアルは、新型コロナウイルス感染症対応の検証や他のウイルス感染症拡大の状況などにより、適時見直していきます。

今できる防災対策をしよう!

災害発生直後にすべきことを確認する

災害発生時に慌てないため、避難するときにすべきこと、災害発生直後にすべきことを確認しましょう。感染症が流行している状況下でも、避難するときにすべきことは変わりません。

さらに詳しい情報を調べる

地震や風水害など災害時の行動についてわかりやすくまとめました。「いざ」というときのために災害時の行動や備えについて事前に確認しておきましょう。

目黒区水害ハザードマップは、大雨による河川の氾濫(外水氾濫)と下水道からの流水による浸水(内水氾濫)を合わせて表示した「城南地区河川流域浸水予想区域図(平成30年12月東京都作成)」に基づき、浸水する区域やその程度、避難所を示し、区民の皆さんの避難などに役立つよう作成した地図になります。

土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域、避難する際に注意すること、避難時の持ち物、区内の避難所などを掲載した地図になります。

自宅の外に避難(立退き避難)が必要なのか「避難行動判定フロー」を活用して判断し、自宅で安全を確保できる場合には、在宅避難を基本とした避難行動をとりましょう。内閣府ホームページでは「台風・豪雨時の避難行動判定フロー」のダウンロードができます。

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