更新日:2007年11月27日

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おわりに

東京都が平成9年度にまとめた、震災時の被害想定によると、区部直下を震源とするマグニチュード7.2、震度6弱の地震が冬の夕方に起きた場合、目黒区内の出火件数は19件と想定しています。
このうち消火件数は13件、延焼不拡大4件、延焼が拡大してしまうのは2件で、全体の焼失面積は目黒区の約4分の1(約4キロ平方メートル)に及ぶと想定しています。2件の延焼でも、これだけの焼失があるということになります。
大規模な地震が発生したときには、同時に多発する火災・家屋倒壊・多数の負傷者に加えて、障害物や事故による道路閉塞なども予想され、区役所だけでなく、消防署・警察署においても充分な消火活動・救助活動を行える状況にはありません。
「火を出さない」ことが「自分たちのまちを守る」一番の方法であることは間違いありません。不幸にして、火が出てしまったときにも早めの消火で、延焼を防ぐことができます。家庭における初期消火の備え、地域における防災区民組織消防団への参加と協力をお願いします。

お問い合わせ

防災課

ファクス:03-5723-8725