木造弁才天及び十五童子像 区指定有形文化財(彫刻)

更新日:2013年9月20日

木造弁才天及び十五童子像の写真
木造弁才天及び十五童子像

指定年月日

平成13年9月4日

時代・年代

室町時代 14世紀前半頃

公開の有無

非公開

所在地

目黒区下目黒三丁目20番26号 瀧泉寺(りゅうげんじ)

解説

瀧泉寺境内三福神堂(りゅうせんじけいだいさんぷくしんどう)の須弥壇上の厨子(しゅみだんじょうのずし)に弁才天像(べんざいてんぞう)が安置され、その前方に十五童子像が配されています。


弁才天(べんざいてん)は、43.8センチメートル、ひのき材の寄木造(よせぎづくり)です。弁才天(べんざいてん)の表面は当初は彩色が施されていましたが、現在では黒漆塗りで、着衣部に金泥(きんでい)で模様が描かれています。
構造に正統の仏師(ぶっし)の技法が見られ、写実的な表現がみられることなどから、制作年代は南北朝(なんぼくちょう)時代、14世紀前半頃と推測されます。

十五童子は像の高さ12.9センチメートルから22.2センチメートル、ひのき材の一木造で14体の立像と1体の坐像からなっています。小さな像とは思えない生彩ある表現から、弁才天(べんざいてん)像と同時に一体のものとして制作されたと見られます。表面は、弁才天(べんざいてん)と同様、現在は黒色の仕上げとなっています。

14世紀前半に一体のものとして造られた弁才天(べんざいてん)と十五童子が、完全に揃った形で残っています。