円融寺板碑 区指定有形文化財(歴史資料)

更新日:2013年9月20日

円融寺板碑拓本の写真
円融寺板碑拓本

指定年月日

昭和53年3月22日

時代・年代

室町時代から安土桃山時代頃

公開の有無

非公開

所在地

目黒区碑文谷一丁目22番22号 円融寺(えんゆうじ)

解説

円融寺板碑群(えんゆうじいたびぐん)19基は、すべて題目板碑(だいもくいたび)です。
年号の読み取れる15基は、現在の円融寺が弘安(こうあん)6年(1283年)に、天台宗法服寺(ほうふくじ)から日蓮宗法華寺(ほっけじ)に改宗された後に、すべて制作されたものです。

板碑(いたび)は、寺の境内のほか、碑(いしぶみ)小学校、立会川(たちあいがわ)川底から発掘されたものも含まれています。花瓶画(けびょうが)を刻んだもの6基、天蓋のあるもの3基など美術的に優れたものもあり、中世の信仰の姿を知ることができます。

また、年号のわかる15基のうち、7基は南北朝(なんぼくちょう)時代の北朝(ほくちょう)年号が刻まれていることから、当時この地域は北朝(ほくちょう)足利氏(あしかがし)の勢力が及んでいたことがうかがえます。