木造十一面観音立像  区指定有形文化財(彫刻)

更新日:2013年9月20日

木造十一面観音立像の写真
木造十一面観音立像

指定年月日

昭和59年3月31日

時代・年代

不詳

公開の有無

非公開

所在地

目黒区下目黒一丁目8番5号 大円寺(だいえんじ)

解説

像の高さ167.5センチメートル、光背(こうはい)の高さ212.0センチメートル、幅85.5センチメートル、台座の高さ26.0センチメートルの木造十一面観音立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)です。材質はひのき材と思われ、頭と体を同じ木から彫り出し、像の内側の刳(く)りぬきはありません。

一木彫刻(いちぼくちょうこく)で、木の表面がやつれて面相(めんそう)も衣文(えもん)線も制作当初の鋭い彫りの調子を失っていますが、造法、作風ともに古様を伝えています。

やや面長な面相(めんそう)、伏目(ふしめ)がちの眼の表現、細身で長身な体躯などいずれも藤原時代の特色を示し、区内でも最も古い遺品の一つと考えられます。