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目黒川架橋勢至菩薩石像 区指定有形文化財(歴史資料)
目黒川架橋勢至菩薩石像
指定年月日
昭和54年3月27日
時代・年代
江戸時代中期 宝永(ほうえい)元年(1704年)
公開の有無
屋外
所在地
目黒区下目黒一丁目8番5号 大円寺(だいえんじ)門前
交通
JR山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線のいずれも目黒駅下車4分
解説
大円寺門前より行人坂を少し登ったところにある勢至(せいし)堂に置かれています。台座97センチメートル、蓮華20センチメートル、勢至(せいし)菩薩52センチメートルから成り、勢至(せいし)菩薩は両手を合掌し、片膝を立てて座っています。
台座の前面と両側面には、江戸時代中期の目黒川架橋に関する銘文が刻まれています。銘文からは、宝永(ほうえい)元年(1704年)に僧の西運(さいうん)が目黒不動と浅草観音に毎日参詣し、その途中で人々の報謝を受け、これをもとに目黒川の両岸に石壁を造り、石製の太鼓橋(たいこばし)を架けたことがわかります。
お問い合わせ
生涯学習課 文化財係
電話:03-5722-9320