木造二天王立像 目黒区指定有形文化財(彫刻)

更新日:2020年3月7日

概要

木造二天王立像の写真
木造二天王立像

指定年月日

令和2年2月20日

時代・年代

平安時代後期、12世紀

公開の有無

非公開

所在地

目黒区中目黒五丁目24番53号 祐天寺(ゆうてんじ)

解説

 木造二天王立像(もくぞうにてんのうりゅうぞう)は、祐天寺仁王門の裏の間に安置されていた仏像です。寺伝によると各尊名は増長天(写真左)と持国天(写真右)で、両像とも大きさは90cm余りです。像容の特徴から平安時代後期、12世紀に近畿周辺で製作されたとみられ、後世の表面着色や、修理により補作された部分、また持物(じもつ)の欠失はあるものの製作当初の姿をよく残しています。
 両像の鎧(よろい)の胴部分である表甲(おもてこう)に金鎖甲(きんさこう)という鎖編みが刻出されている点や、持国天は長靴を履くのに対し、増長天像は魚の口や鱗(うろこ)、背鰭(せびれ)があらわされている脛当(すねあて)をつけている点が特徴として挙げられます。