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木造三宝尊像 区指定有形文化財(彫刻)
木造三宝尊像
指定年月日
平成元年4月11日
時代・年代
江戸時代 寛文(かんぶん)3年(1663年)
公開の有無
非公開
所在地
目黒区中根二丁目21番17号 立源寺(りゅうげんじ)
解説
木造三宝尊像(もくぞうさんぽうそんぞう)は、長さ190センチメートル、高さ81.5センチメートルの壇上に、、それぞれが蓮華座に乗って、中央には「南無妙法連華経」と記し上部に天蓋を配した中尊(ちゅうそん)が、向かって右側に多宝如来(たほうにょらい)、左側に釈迦如来が座っています。
釈迦如来像と多宝如来像(たほうにょらいぞう)の内側には、寛文(かんぶん)3年(1663年)に相模国鎌倉に住む今井善右衛門吉次(いまいぜんえもんよしつぐ)の制作であることが書かれています。
また、像の底に「法華寺(ほっけじ)」の名が刻まれていて、もとは法華寺(ほっけじ)(現在の円融寺(えんゆうじ))にあったことを示しています。この像が法華寺(ほっけじ)にあったことは、『新編武蔵風土記稿(しんぺんむさしふどきこう)』にも記述があります。
お問い合わせ
生涯学習課 文化財係
電話:03-5722-9320