絹本著色当麻曼荼羅図・祐天上人像 区指定有形文化財(絵画)

更新日:2013年9月20日

概要

絹本著色当麻曼荼羅図の写真
絹本著色当麻曼荼羅図

指定年月日

平成13年9月4日

時代・年代

江戸時代、享保(きょうほう)13年(1728年)

公開の有無

非公開

所在地

目黒区中目黒五丁目24番53号 祐天寺(ゆうてんじ)

祐天上人像の写真
祐天上人像

解説

木造厨子(ずし)の表と裏に両開きの扉がそれぞれ設けられています。一方の扉を開けると当麻曼荼羅図(たいままんだらず)、他方の扉を開けると祐天上人像が描かれています。寸法は当麻曼荼羅図(たいままんだらず)は縦17.4センチメートル、横16.6センチメートル。祐天上人像は縦19.3センチメートル、横17.8センチメートルです。


当麻曼荼羅図(たいままんだらず)側の扉の内側には、祐天上人と祐海上人(ゆうかいしょうにん)が書いた名号(みょうごう)が、祐天上人像側の扉の内側には祐天上人が書いた名号(みょうごう)が貼られています。

当麻曼荼羅図(たいままんだらず)は、一般的な図柄のものが小画面に細密に描かれ、表装(ひょうそう)の裂(きれ)には三葉葵紋(みつばあおいもん)が散らされています。祐海上人名号(ゆうかいしょうにんみょうごう)に「明顕山(みょうけんざん)祐天精舎起立」とあり、明顕山(みょうけんざん)の名が許可された享保(きょうほう)7年(1722年)以降に現在の形に作られたことがわかります。

祐天上人像は、左手に数珠をかけ合掌する座像で、都指定文化財の祐天上人坐像とよく似ています。扉に貼られた名号(みょうごう)は、祐天上人が82歳、享保(きょうほう)3年(1718年)の没年のものです。