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「ブレスト・アウェアネス」をはじめましょう
ご自分の乳房(にゅうぼう)の状態に日ごろから関心をもち、乳房(にゅうぼう)を意識して生活することを「ブレスト・アウェアネス」といいます。
これは、乳がん(にゅうがん)の早期発見や治療につながる重要な生活習慣です。
「ブレスト・アウェアネス」を身につけるために、以下の4つの項目を実践しましょう。
ご自分の乳房(にゅうぼう)の状態を知る
日ごろから、ご自分の乳房(にゅうぼう)の状態を知ることが大切です。
着替えや入浴、寝る前などにご自分の乳房(にゅうぼう)を見て、さわって、感じてみましょう。
鏡の前でチェック
鏡の前に立ち、頭の後ろで手を組み、色や形を見てください。
シャワーや着替えの時にチェック
左乳房(にゅうぼう)をふれるときは左腕を上げて右手で、右乳房(にゅうぼう)をふれるときは右腕を上げて左手で行います。
4本の指先で「の」の字を書くように軽くなでてください。
石鹸がついた手でふれると乳房(にゅうぼう)の凹凸がよくわかります。
指で乳頭(にゅうとう)の根元を軽くつまんで、分泌物が出ないか確認してください。
あおむけに寝てチェック
あおむけに寝て、背中の下に低めの枕か畳んだタオルを入れて、乳房(にゅうぼう)をさわってください。
(出展:認定NPO法人 J.POSH)
乳房(にゅうぼう)の変化に気をつける
普段のご自分の乳房(にゅうぼう)の状態を知ることで、初めて変化に気づくことができます。
気をつけなければいけない乳房(にゅうぼう)の変化を知り、「いつもと変わりがないかな」という気持ちで取り組みましょう。
注意すべき変化のポイント
- 乳房(にゅうぼう)のしこり
- 乳頭(にゅうとう)からの分泌物
- 乳頭(にゅうとう)や乳輪(にゅうりん)のびらん
- 乳房(にゅうぼう)の皮膚のへこみや引きつれ
- 乳房痛(にゅうぼうつう)
変化に気づいたらすぐ医師に相談する
しこりや引きつれなどに気づいたら、すぐに乳腺外来のある専門医療機関に相談しましょう。
乳房(にゅうぼう)の変化がすべて乳がん(にゅうがん)の症状ではありませんが、お気づきになった乳房(にゅうぼう)の変化が乳がん(にゅうがん)の早期の症状の可能性があります。
早めに変化に気づいて医師に相談することで、適切な治療を早い段階で行うことができます。
40歳になったら2年に1回乳がん(にゅうがん)検診を受ける
乳がん(にゅうがん)検診の目的は、乳がん(にゅうがん)で亡くなる女性を減らすことです。
現在、乳がん(にゅうがん)死亡率減少効果が証明されている検査方法は、マンモグラフィのみです。
40歳以上の女性は2年に1回、定期的に検診を受けましょう。
目黒区では40歳以上の女性を対象に2年に1回、マンモグラフィ(乳房(にゅうぼう)エックス線)による乳がん(にゅうがん)検診を実施しています。
目黒区乳がん(にゅうがん)検診のページです。
お問い合わせ
健康推進課 成人保健係
電話:03-5722-9423