更新日:2020年4月28日
次亜塩素酸ナトリウム液は、塩素系漂白剤等を希釈して作ります。
次亜塩素酸ナトリウム液は使い方を間違えると効果がなくなるだけでなく、思わぬ事故につながることがあります。
用途に応じた希釈や使用、保管時の注意事項を守りましょう。
新型コロナウイルス対策で、調理器具、トイレのドアノブ、便座、衣類等を消毒する場合は、約0.05パーセント濃度の希釈液を使用します。(図は市販の原液濃度5パーセントの塩素系漂白剤を使用したときの目安です)
原液濃度が5パーセントから6パーセントの塩素系漂白剤を使用する場合は、500ミリリットルのペットボトル1本の水に、5ミリリットル(ペットボトルのキャップ1杯)の塩素系漂白剤を入れます。
新型コロナウイルス感染症に関する消毒について、詳しい説明が掲載されています。
ノロウイルス等のおう吐物、ふん便の処理には、約0.1パーセント濃度の希釈液を使用します。
原液濃度が5パーセントから6パーセントの塩素系漂白剤を使用する場合は、500ミリリットルのペットボトル1本の水に、10ミリリットル(ペットボトルのキャップ2杯)の塩素系漂白剤を入れます。
原液濃度が5パーセントから6パーセントの塩素系漂白剤を使用する場合は、2リットルのペットボトル1本の水に、40ミリリットル(ペットボトルのキャップ8杯)の塩素系漂白剤を入れます。
ノロウイルス等の調理器具、トイレのドアノブ、便座、衣類等の消毒には、約0.02パーセント濃度の希釈液を使用します。
原液濃度が5パーセントから6パーセントの塩素系漂白剤を使用する場合は、2リットルのペットボトル1本の水に、10ミリリットル(ペットボトルのキャップ2杯)の塩素系漂白剤を入れます。
東京都福祉保健局が作成した、細菌性赤痢などの腸管感染症に関するガイドブックのダウンロードができます。