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更新日:2024年3月5日

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水痘(水ぼうそう)に気をつけましょう

水痘とは

水痘とは、水痘-帯状疱疹ウイルスによる感染症で、一般的には「水ぼうそう」として知られています。潜伏期間は10日から21日間で、発症すると38度前後の発熱、全身に直径3ミリから5ミリ程度の発しんが出現します。発しんは紅斑からはじまり、丘しん(盛り上がった赤い発しん)、水泡(水ぶくれ)、痂疲(かさぶた)と変化し治ります。
数日にわたり新しい発しんが次々と出現するため、急性期には様々な段階の発しんが混在するのが特徴です。すべての発しんが痂疲になるまで6日程度かかります。
成人では重症になることがあり、髄膜炎や脳炎などの合併症の頻度も高くなります。またウイルスは治癒後も体の中に潜伏していて、何年も経過してから「帯状疱疹」として再発することがあります。

感染経路

感染経路は、咳やくしゃみなどのしぶきに含まれていたウイルスが空気中に漂い、そのウイルスを吸い込むことによる感染(空気感染)、ウイルスが含まれる咳やくしゃみなどのしぶきを吸い込むことによる感染(飛沫感染)、ウイルスが付着した手で口や鼻にふれることによる感染(接触感染)があります。

予防について

有効な予防法は予防接種です。平成26年10月1日から、水痘ワクチンが定期接種となり、対象期間(1歳から3歳未満:2回接種)の方の確実な接種が重要です。
また、水痘患者に接触した場合でも、3日以内にワクチンを接種することで、発病予防や症状を軽減できる可能性があるので、詳しくは医療機関にご相談ください。

水痘(水ぼうそう)予防接種

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お問い合わせ

感染症対策課 感染症対策係

ファクス:03-5722-9890