商店街の元気なお店をご案内します  第1回 「玉川精米店(玉川屋)」 

更新日:2016年1月8日

こだわりのおむすび。「玉川精米店(玉川屋)」


玉川精米店の外観

所在地

目黒区自由が丘一丁目29番18号(自由が丘銀座会)

代表者

原 武

電話番号

03-3718-5361

ホームページ

玉川精米店(玉川屋)」のホームページ

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自由が丘で愛される「お米屋さんのおむすび」

看板商品である自家製おむすびの写真
丹精込めて握られたおむすび

東急線自由が丘駅正面口すぐの商店街「自由が丘銀座会」の一角に店を構える、玉川精米店。昭和3年(1928年)の創業以来、地元自由が丘の住民に愛されてきた老舗で、現在の店主・原武さんは3代目。約25年前に家業を継ぎ、「自由が丘銀座会」の会長、 「自由が丘商店街振興組合」の副理事長を務めるなど、街の活性化にも精力的に取り組んでいます。

看板商品である自家製おむすびの写真
丹精込めて握られたおむすび

玉川精米店の看板商品は、なんといっても自家製おむすび。鮭やおかかといった定番から納豆やハンバーグなどのオリジナルまで20種類以上を揃え、早朝6時から店頭で販売しています。通勤・通学途中に立ち寄る常連客も多く、1日平均300個が夕方までには完売するほどの人気です。おむすびを握るのは、主に2代目である父・章さん夫妻。朝3時には釜に火を入れてご飯を炊き上げ、おむすびを1つ1つ丹精込めて握っていきます。「おむすびは冷めてから食べるものなので、冷めてもおいしい新潟産のコシヒカリを使っています」と原さん。

店内写真
厳選された品揃えも自慢のひとつ

常に時代の一歩先を見据えて

3代目店主の武さんの写真
笑顔で取材に応じてくれる武さん

同店がおむすびの販売を始めたのは、昭和54年。当時はコンビニエンスストアもなく、おむすびを買うこと自体が珍しかった時代です。でも章さんは「これからは和食が見直される時代。おいしくてヘルシーなおむすびはきっと皆さんに愛されるはず」と、販売に踏み切ったのだそうです。原さんは「コメ離れが進む中、もっと気軽にお米を食べてもらって、そのおいしさを知ってほしいという願いもありました」と当時を振り返ります。
武さんの代になってからは店頭に精米機を設置。いつでも精米したての米を提供できるようにしました。さらに10年ほど前からは雑穀の取り扱いを開始。「今でこそ雑穀ブームですが、当時はまだ雑穀を扱う店は少なかったですね。でも健康志向の高まりを肌で感じていましたから、迷わず販売を決意。おむすびのときもそうでしたが、オシャレや流行に敏感な人が多い自由が丘で商売をしているからこそ、時代の流れをいち早くキャッチでき、商売に活かすことができています」。

自由が丘らしさを失わない、新しい街づくりを

通りから見たお店の写真
通りから見た玉川精米店

原さんの目下の課題は2つ。「まず、米屋の店主としては米を米屋で買っていただくための工夫をすることです。今はスーパーやコンビニだけでなくインターネットでも米が買える時代。わざわざ米屋で買っていただくには、商品+アルファのサービスを考えなくては。米専門店ならではの知識や情報を発信したり、無料配達をしたり、考えられることは全てやっていきたいと思っています」。
次に自由が丘商店街振興組合副理事長としての課題には「新しいまちづくり」を挙げました。「自由が丘は、商店街を中心に発展してきた町ですが、近年、店舗の老朽化が進み、建て替えが難しいことから休・廃業してしまう店も出てきました。個々の店舗ではなく、商店街全体、町全体で新しいまちづくりに取り組む時期が来ています。単に駅前に大きなビルを建てるような「再開発」ではなく、自由が丘らしさを失わない、自由が丘ならではのオリジナルのまちづくりでなくては意味がありません。自由が丘で生まれ、この町に育ててもらった1人として、今後、地元商店街の仲間と一緒に新しいまちづくりに取り組んでいきたいと思っています」。

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