更新日:2019年4月1日

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過去のいきもの情報調査結果 2005(平成17)年度

2005(平成17)年度に「めぐろ区報」等で呼びかけました生きもの調査の結果をお知らせいたします。メッセージは多数いただいており、ご紹介は一部にさせていただきました。ご了解お願いいたします。

調査結果

調査概要

2005(平成17)年度に「めぐろ区報」等でダンゴムシ、トカゲ(トカゲとカナヘビ)、ヘビの発見情報を募集し、いきものマップを作成しました。

調査期間

2005年4月1日から2006年3月31日

参加者数

146人

情報件数

658件

調査の結果

2005(平成17)年度の調査の結果

ダンゴムシ
27人の方から25地点(22町丁目)の観察記録をいただきました。7年前(1998年)の調査の313件には及びませんが、土のあるところであれば各地に生息していると思われ、住宅地の庭などにも普通に生息していると思われます。
「メッセージから」

  • 6月:昔は縁先や石の下に簡単に見つかったのですが、今はちょっと珍しくなったみたいですね(目黒区祐天寺二丁目通信員)
  • 6月:敷石の上。踏まないように歩くのに注意が必要でした。生まれたばかりの小さなダンゴムシでした(目黒区自由が丘二丁目通信員)
  • 7月16日:夕方道路に水を撒くとみずたまりができます。翌朝そこをみるとそれこそ無数のダンゴムシがひしめいています(目黒区碑文谷四丁目通信員)

27件(目黒区全町丁目の25パーセントで観察)

トカゲ類
トカゲ類は、草地や石垣などを住み家にして、庭や空き地などで見ることができます。今回は、23人の方から15地点(15町丁目)で観察記録の報告がありました。7年前(1998年)の調査の135件には及びませんが、住宅地の庭などにもまだ生息していることがわかりました。
「メッセージから」

  • 5月5日:カナヘビ。花壇植え込みで目撃(目黒区東が丘2丁目通信員)
  • 5月19日:トカゲ。まだ子どものようで光ってきれいでした(目黒区緑が丘二丁目通信員)
  • 8月7日:トカゲ。駒場野公園の林の中からいきなり出てきた(目黒区駒場二丁目通信員)

23件(目黒区全町丁目の13.6パーセントで観察)

ヘビ
11人の方から、8地点(8町丁目)での観察記録が寄せられました。7年前(1998年)の調査の32件よりは減少していますが,駒場野公園や林試の森公園など大きな緑地やその近辺などで目撃され、幼蛇(子どものヘビ)も観察されているので、まだ繁殖している場所もあるようです。
「メッセージから」

  • 7月17日:アオダイショウ。都立林試の森公園。まだ小さく20センチメートルくらいのヘビでした(目黒区中町一丁目通信員)
  • 9月17日:アオダイショウ。区民センター公園(目黒区目黒二丁目4番地)に1メートル弱のヘビ。サンマ祭を行っていた日の出来事でした(目黒区上目黒2丁目通信員)
  • 3月14日:アオダイショウ。緑道に死骸。蛇崩川の主でしょうか?(自然通信員)

8件(目黒区全町丁目の0.8パーセントで観察)

下記の調査分布図のダウンロードを参照してください。

指定種以外の情報

約170種、597件
「メッセージから」

  • トビ:蛇崩川緑道上空を南西方向に、空を滑るように飛行。区内では初めて見ました(5月:目黒区上目黒四丁目通信員)
  • シジュウカラ:巣箱から巣立った7羽のヒナ。2羽3羽と帰ってきてとてもにぎやか。初めての経験で嬉しいかぎり(5月:目黒区下目黒四丁目通信員)
  • ツバメ:緑道上空で久しぶりに見る。30年前には駅近くに巣があって、ヒナが黄色い大きな口をあけていたのを思い出しました(5月:目黒区上目黒四丁目通信員)
  • キジバト:庭で営巣しました(6月:自然通信員)
  • キチョウ:庭のオリーブを好んで来ます(6月:自然通信員)
  • ウグイス:夏に鳴く鶯(うぐいす)は「老鶯(ろうおう)」。声に落ち着きや丸みがあるからだそうです。春先の声よりぐんとつややかな声でした(7月:目黒区碑文谷四丁目通信員)
  • モノサシトンボ:プランターに水を張った池がトンボのサンクチュアリになっています(7月:目黒区上目黒四丁目通信員)
  • ツマグロヒョウモン:パンジーのこぼれた種から発芽した苗に幼虫発見(8月:目黒区下目黒五丁目通信員)
  • クマゼミ:10時半頃シェーン・・・と鳴く。西に住むといわれているセミですが、区内で聞くのは初めて(8月:目黒区中目黒四丁目通信員)
  • アオマツムシ:呑川駒沢支流緑道の木から鳴き声が聞こえました(9月:自然通信員)
  • アカトンボ:すごい大群が上空を通過。ほとんどがつがいで連結していました(9月:目黒区平町二丁目通信員)
  • ツマグロヒョウモン:16日初見。地面に産卵などをしています。南方系の感じです(10月:目黒区中町一丁目通信員)
  • ハクビシン:柿の木に2頭来る。とても驚きました。実がなくなると来なくなりました(11月:目黒区洗足二丁目通信員)
  • カワセミ:碑文谷公園池で2羽を観察(11月:目黒区鷹番三丁目通信員)
  • ジョウビタキ:17日に初認です(12月:目黒区自由が丘二丁目通信員)
  • コゲラ:2羽で柿の木をコツコツたたく。庭に来たのは2度目の出来事です(1月:目黒区柿の木坂一丁目通信員)
  • アオサギ:船入場でウナギを捕まえて食べていました(2月:中目黒通信員)
  • トビ:高空を西にゆっくり輪を描きながら通過。30年ほど前はよく見かけましたが最近は珍しいので感動しました(2月:目黒区中町二丁目通信員)
  • コゲラ:桜、梅、柿などの幹をたんねんに1時間以上つつく(3月:目黒区柿の木坂二丁目通信員)
  • ジョウビタキ:メス。雪の翌日、この春始めて飛来。雪の白に映えてとてもきれいでした(3月:目黒区八雲五丁目通信員)
  • ヒキガエル:今日は啓蟄(けいちつ)注記。石をどけてみると大小7匹のガマを確認(3月:目黒区柿の木坂一丁目通信員)
  • 注記:啓蟄(けいちつ)・・・冬ごもりの虫が地中からはい出るころ。太陽暦で3月6日ごろ。
  • メジロ:2羽が毎日来ます。駒場はまだ自然がいっぱいで幸せです(3月:目黒区駒場三丁目通信員)
  • モンシロチョウ:まだあまり花が咲いていないのでかわいそうに思いました(3月:目黒区八雲五丁目通信員)
  • ヤママユ(蛾):かつて見られたが今では見かけなくなりました。とても残念です(目黒区中根二丁目通信員)

調査分布図のダウンロード

2005(平成17)年度の「調査分布図」をダウンロードすることができます。

お問い合わせ

みどり土木政策課

ファクス:03-3792-2112