更新日:2019年4月10日
中目黒駅周辺地区では、上目黒一丁目及び二丁目の市街地再開発事業や東急東横線と副都心線との相互乗り入れがなされるとともに、環状六号線の拡幅整備事業などが進められ、商業・業務機能の集積が進んできました。区は、平成23年3月に中目黒駅周辺地区整備構想を改定し、平成25年3月に中目黒駅周辺地区整備計画を策定して、計画的な街づくりの取組を進めてきました。
その後も「中目黒高架下」の開業、平成31年4月の東京音楽大学の開校予定や、東京高等・地方裁判所中目黒分室(仮称)の建設予定などがあり、動的で広がりのある街の変化が予想されます。また、その使われ方の面でも様々な変化が起きており、こだわりの店舗や最先端のカルチャーなど多種多様なコンテンツの創出発信により、時流に敏感な人たちが集う街への変化が見られます。一方、住環境の面でも、民間調査などで住みたい街として、高い評価を得ています。
こうした状況から、街の変化や地域特性を的確に捉えながら今後のまちづくりの方向性を示すとともに、地域の主体的な取組を推進することが求められており、区は平成29年度から整備計画改定の取組を進め、このたび、平成31年1月に整備計画を改定しました。
ポイント1 地域関係者等の意向をきめ細やかに反映
ポイント2 ソフト分野の充実
ポイント3 周辺地域との連携と幅広い情報発信
平成30年度(2018年度)から平成39年度(2027年度)までの10年間とします。
ただし、社会経済状況の変化に応じ、適時見直しを図ります。
「中目黒駅」を中心とした概ね半径500メートル圏とします。
地域の個性を活かし、文化の創出ができるまちを実現するため、地域関係者が音楽、美術、デザイン、新たな働き方やライフスタイルなど、多様な文化を創造できる街づくりを目指します。
多様な人びとと快適な街とが心地よく響き合う、そんな中目黒を目指していきます。
01 表紙、目次、第1章(表紙から5ページ)(PDF:1,281KB)
第1章 計画の改定にあたって
1 改定の趣旨
2 計画改定のポイント
3 整備計画の位置づけ
4 計画期間
5 対象範囲
1 地区の位置づけ
2 地区の現状
3 地区の特性
4 地区の課題
1 これからの街づくりの方向性
2 地区の将来像とこれからの街づくりのテーマ
3 5つのエリアごとの街づくりの方向性
4 将来像実現のための6つの施策
第4章 推進施策
施策1.多様な「中目黒らしさ」が感じられる街へ(街並み・環境)
施策2.誰もが安全で安心できる街へ(暮らし・防犯・防災)
施策3.ゆったりまち歩きが楽しめる街へ(交通ネットワーク)
施策4.もっと居たくなる、また来たくなる街へ(活動・情報)
施策5.新しい文化交流が生まれる街へ(文化・芸術)
施策6.創造的コミュニケーションが生まれる街へ(街づくり活動)
整備スケジュール
第5章 今後の取組
1 計画の推進体制
2 PDCAサイクルに基づく計画の進行管理の方法
参考資料
1 用語等の解説
2 なかめスタイル
3 各種調査結果の概要