更新日:2023年6月16日

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地域教育懇談会の概要

地域教育懇談会とはどのようなものですか

子どもたちの健全で調和のとれた成長のためには、学校・家庭・地域社会がそれぞれの役割に応じて責任を果たすとともに緊密に連携し、地域ぐるみで子育てを担っていく必要があります。目黒区では、「地域ぐるみの子育て」を実現するために、学校・家庭・地域の関係者が話し合う場として、中学校区ごとに「地域教育懇談会」を組織しています。

現在、区立中学校9校の校区ごとに組織されている「地域教育懇談会」は、一様のテーマではなく、それぞれの地域の子どもの特性に応じて活動を企画し、主体的に活動をしています。

いつ、どのような活動をしているのですか

地域教育懇談会の主役は、地域にお住まいの皆様です。具体的に懇談会の計画を進めるために、学校やPTA、青少年委員や主任児童委員、住区青少年部会の代表などの方々が、委員となって会の運営にあたっています。そこでは年3回程度、地域の子どもの実態や子どもを取り巻く環境についての話し合いや、学校・地域での行事についての情報交換などを実施し、活動の参考にしたり、お互いの活動に協力しあったりしています。また、情報交換会だけでなく、子どもについての理解を深めるための講演会や、親子で参加できるイベントを開催している地区もあります。

令和4年度の各地域教育懇談会の活動(PDF:241KB)

どうして地域教育懇談会はできたのですか

教育委員会では、子どもを地域ぐるみで「ともに育てる、ともに学ぶ」という考え方で、「開かれた学校を推進するとともに、地域社会に教育ネットワークをつくる」ことを施策のひとつに掲げています。この施策をもとに、それまで各中学校ごとに活動していた「いじめ問題地域懇談会」を母体とした新たな組織として、平成10年度に「地域教育懇談会」を作りました。これ以来、「地域教育懇談会」は、子ども達の健全育成全般をテーマとして活動を行っています。

なぜ中学校区を組織の範囲としているのですか

地域教育懇談会は、小学校・中学校の両方を視野に入れた取り組みが必要であると考えのもと、学校ごとではなく、中学校区単位で組織しています。このことにより、小学校・中学校のいっそうの連携や、子どもの発達段階に応じた息の長い取り組みが期待できるからです。

また、中学校区は、子どもやその保護者の日常的な生活範囲でもあります。地域の方々も一緒に子どもたちを見守り、気軽に声をかけ合えるような、地域ぐるみの子育てが可能になる範囲と考えています。

目黒区はどのような支援を考えていますか

子どもや子どもを取巻く教育環境について、情報提供を行うとともに、地域教育懇談会の活動や運営などについて相談に応じます。懇談会活動として実施する「講演会」などの開催経費の一部を負担します。

毎年、各地域教育懇談会の代表者で構成する「地域教育懇談会代表者会」を開催し、区として進むべき方向を確認したり、今後の各懇談会の進め方などについて議論し充実を図っていきます。区の広報やホームページ・案内チラシなどにより、広く区民に地域教育懇談会の活動を紹介し、参加を呼びかけます。

お問い合わせ

生涯学習課 青少年・地域教育支援係

ファクス:03‐3715‐3099

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