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更新日:2015年11月1日

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1歳半から3歳の幼児の子育てについてのよくあるご質問 食事と健康編

1 おはしはいつ頃から使えますか

3歳ぐらいが目安ですが個人差があります。スプーンをしっかり3本指(えんぴつ持ち)で持てることがお箸へのステップの基本です。
子どもが興味を持ったときに始めてみましょう。使い始めの頃は全部をお箸で食べるのは難しいので、スプーンも用意してあげましょう。大人がきちんとお箸を使って食べて見せることが大切です。


スプーンを持っている


指先の練習になる遊び

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2 うちの子は食べる量が少ないんです

食べる量には個人差があります。食べた量を気にするより楽しく食べているか等、食べているときの表情を見てあげることが大切です。体をいっぱい動かして空腹の状態で食事に向かうようにしましょう。体重が増えない等、気になることがあったら小児科の医師に相談してみましょう。

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3 どんなものを食べさせたらいいの

乳幼児期に様々な食材を味わい経験することで、味覚の幅が広がっていきます。旬の食材を取り入れると、季節ごとに種類も変わるうえに美味しく栄養価も高いので、栄養のバランスも良くなります。
自分の育った家庭の味付けや何を食べてきたかは、将来の食生活の基礎となります。薄味で手作りのものなど、我が家なりの工夫をしましょう。
保育所の好評メニューをご紹介します。幼児を対象にした量です。味付けは薄味が基本です。

魚のかりんとう

まぐろ、白身魚、豚肉、豆腐でも作れます。
材料(1人分)

  • かつお 30グラム
  • 片栗粉 3グラム
  • 揚げ油 適量
  • だし汁 1グラム
  • 醤油 1グラム
  • みりん 1グラム
  • ごま 1グラム

作り方

  1. かつおは棒状(大人の親指大)に切り、片栗粉をまぶして唐揚げにします。
  2. だし汁、醤油、みりんを合わせて一度煮立たせ、できたたれを魚にまぶしてごまをからめます。

和風シチュー

野菜は旬の食材など何でも合います。冬場は汁にとろみをつけることで体が温まります。
材料(1人分)

  • だし汁 120グラム
  • 人参 10グラム
  • 玉葱 10グラム
  • じゃが芋 20グラム
  • 塩 0、4グラム
  • 醤油 1グラム
  • 片栗粉 1グラム
  • ほうれん草 10グラム

作り方

  1. 食べやすい大きさに切った、人参、玉葱、じゃが芋をだし汁で煮ます。
  2. 野菜が軟らかくなったら、塩・醤油で調味し、水溶き片栗粉でトロミをつけます。
  3. 仕上げに、別茹でにして刻んだほうれん草をちらします。

メニューについては、「保育園の給食」のお勧めメニューページも参考にしてください。

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4 子どもにはどんな“おやつ”がいいの

年齢が小さいと“おやつ”は、朝・昼・夜の食事と同じ“第4の小さな食事”です。3回の食事では足りない栄養を補う大切なものであり、子どもの楽しみのひとつでもあります。市販のお菓子だけでなく、身近にある材料で手作りしたものもおすすめです。

おやつの目安

  • ミニおにぎり 1個
  • ふかし芋 50グラム(4分の1本)
  • とうもろこし 50グラム(4分の1本)
  • サンドイッチ 食パン1枚分
  • おせんべい 1枚、りんご1切れ

飲み物は、なるべく甘くないものや麦茶、牛乳等がおすすめです。


おせんべい、ミニおにぎり、ふかし芋


サンドイッチ

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5 甘いものばかり欲しがり、食事がすすみません

甘いものは見かけ以上にカロリーが高く、食べ過ぎると食事に影響します。
おやつも食事と同じように量と内容を考え、一日の中で時間と回数を決めていきましょう。次の食事に影響しないように工夫してみましょう。

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6 歯みがきはいつごろ始める

1歳児

機嫌の良い時にみがいて歯みがきに慣れることが大事です。歯みがきが出来るようになるまでは水分を与えて口の中を清潔にしておきましょう。大人がみがくところを見せて興味を持たせることも大切です。

2歳児

歯ブラシを持たせて歯みがきを知らせましょう。
まず、歯を噛み合わせ奥の方から歯の外側表面をみがきます。次に口を開けて噛み合わせ面と内側をみがきます。歯ブラシの扱い方によっては、大怪我につながります。歯ブラシを持たせるときは必ず大人がついてあげましょう。
食後、水や麦茶などを飲んで口の中をきれいにしましょう。

3歳児

自分でみがくようになりますが、ブラシの持ち方、動かし方やみがき残しがないかなど確認してあげましょう。
小学校低学年までは大人が仕上げみがきをしてあげましょう。

かかりつけの歯科医を決め定期的に歯のチェックをしていくとよいでしょう。

歯ブラシを口に入れたまま歩くのは、怪我につながる危険があります。


仕上げ磨き

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7 夜10時を過ぎてもなかなか寝ないんです

「早寝早起き」が大切です。生活リズムはすぐには変わりません。早く起こすところからはじめてみましょう。朝の光をたっぷり浴びて、朝食をしっかりとり、体をたくさん動かして遊びましょう。テレビがついていたり、周りがにぎやかな状況で子どもだけ寝かせようとしても無理です。睡眠の前は本の読み聞かせなど工夫し静かに過ごせるようにしましょう。生活習慣全体を見直し、毎日気持ちよく過ごせるようにしましょう。


早寝早起き

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8 トイレットトレーニングはいつ頃からするの

個人差はありますが、おしっこの回数が減り、間隔が2時間くらいあくようになった頃から始めましょう。お昼寝から起きてオムツが濡れていない時がチャンスです。「おしっこしようね」と言ってトイレやおまるに誘い、タイミングよくでたら「でたね」とほめてあげましょう。嫌がったら無理せず焦らず進めましょう。


トイレットトレーニング

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9 3歳になっても夜のおむつをしています

発達の目安として、昼間のおむつがとれて、夜寝てから朝までおむつがぬれなくなったら、はずしてみましょう。
個人差が大きいので、あわてずゆっくり進めましょう。6歳過ぎても毎晩2回以上お漏らしをしているときは、小児科を受診しましょう。

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10 便が2、3日に一度しか出ません。便秘でしょうか

毎日排便するのが理想ですが、2、3日に1度でもその子の生活リズムに合っていておなかの痛みや不快感などがなければ大丈夫です。しかし、機嫌が悪かったり遊べなくなるようでしたら次のような工夫をしてみましょう。

  1. 野菜や海草など繊維質の多い食事にしましょう。
  2. 水分を十分にとりましょう
  3. 戸外で身体を使って遊びましょう。

改善されないときには小児科を受診しましょう。

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11 2歳半を過ぎても“ことば”が少ないのです・・・

言葉の発達の個人差はとっても大きいものです。大人の言うことが理解できているようなら、話し始めるのをゆっくり待ちましょう。言葉の発達には身近な人の言葉のかけ方が大きく影響します。そのため毎日の楽しいやりとりをたくさん楽しみましょう。
心配な場合は、専門機関に相談するのも良いでしょう。


母親と一緒に絵本を見る子ども

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12 散歩に行くとすぐに「だっこ」と言って歩きません

周囲の音など外に不安があったり歩く機会が少ないと「抱っこ」と求める姿もあります。周囲の出来事(車や工事の様子)や動植物など興味が持てるような声かけを一緒にしながら、楽しみましょう。
この時期は「まて!まて!」など追いかけっこも大好きです。

お問い合わせ

保育課

ファクス:03-5722-9659