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木造釈迦三尊及び五百羅漢等像 東京都指定有形文化財(彫刻)
木造釈迦三尊と五百羅漢像
指定年月日
昭和45年8月3日
時代・年代
江戸時代中期 元禄(げんろく)(1688年から1703年)頃
公開の有無
公開(有料)
所在地
目黒区下目黒三丁目20番11号 五百羅漢寺(ごひゃくらかんじ)
交通
東急バス渋41系統(渋谷駅西口から大井町駅)不動尊参道(ふどうそんさんどう)バス停下車3分
解説
本尊の釈迦如来は像高356センチメートル、五百羅漢は像高78.1から90センチメートル、すべて寄木造(よせぎづくり)です。漆箔の像で、大多数は眼を彫り出しています。ほとんどの像を松雲元慶(しょううんげんけい)禅師(1648年から1710年)が彫刻しました。
松雲(しょううん)禅師は、発願(ほつがん)して十数年を費やして本尊以下五百羅漢像536体を完成し、元禄(げんろく)8年(1695年)本所(江東区大島4丁目)に創建された五百羅漢寺に安置しました。「本所の五百羅漢」として江戸市民に親しまれていましたが、度重なる天災地変にあい明治41年(1908年)に現在地に移りました。
五百羅漢寺には現在305体が残っています。
お問い合わせ
生涯学習課 文化財係
電話:03-5722-9320