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更新日:2013年9月18日

ページID:3006

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木造釈迦三尊及び五百羅漢等像 東京都指定有形文化財(彫刻)

木造釈迦三尊と五百羅漢像の写真
木造釈迦三尊と五百羅漢像

指定年月日

昭和45年8月3日

時代・年代

江戸時代中期 元禄(げんろく)(1688年から1703年)頃

公開の有無

公開(有料)

所在地

目黒区下目黒三丁目20番11号 五百羅漢寺(ごひゃくらかんじ)

交通

東急バス渋41系統(渋谷駅西口から大井町駅)不動尊参道(ふどうそんさんどう)バス停下車3分

解説

本尊の釈迦如来は像高356センチメートル、五百羅漢は像高78.1から90センチメートル、すべて寄木造(よせぎづくり)です。漆箔の像で、大多数は眼を彫り出しています。ほとんどの像を松雲元慶(しょううんげんけい)禅師(1648年から1710年)が彫刻しました。

松雲(しょううん)禅師は、発願(ほつがん)して十数年を費やして本尊以下五百羅漢像536体を完成し、元禄(げんろく)8年(1695年)本所(江東区大島4丁目)に創建された五百羅漢寺に安置しました。「本所の五百羅漢」として江戸市民に親しまれていましたが、度重なる天災地変にあい明治41年(1908年)に現在地に移りました。

五百羅漢寺には現在305体が残っています。

お問い合わせ

生涯学習課 文化財係