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「いきものマップ2010」
目黒区では、自然の変化を記録するため、広く区民に身近ないきものの観察情報をご連絡いただいております。今回は、2006年から2010年の5年間に集められた観察記録から、皆さんに親しまれているいきもの10種の「いきものマップ」を作りました。観察や自由研究に活用してください。(観察記録は延べ7581件になり、貴重な記録もたくさんあります。)
オンブバッタ
- 観察者数 82人
- 住みか 草むら、花壇、枝を積み上げたところ
- 見分け方 頭がとがっている。体の色は緑色や茶色。オスがメスの背中に乗っている。
- 記録の多い町 中目黒、八雲、目黒本町、洗足
ツマグロヒョウモン
- 観察者数 217人
- 住みか 明るい草原、花壇。近年目黒で見られるようになった南国のチョウ。
- 見分け方 オレンジと黒のヒョウ柄。後ろのはねが黒くふち取られている。
- 記録の多い町 中目黒、東が丘、八雲、大岡山
シオカラトンボ類(シオカラトンボ、オオシオカラトンボ)
- 観察者数 118人
- 住みか ビオトープ、公園など池や草原にいます。
- 見分け方 オスの体は白く、先のほうは黒い。メスは体が黄色っぽい。ムギワラトンボはメスの呼び名。複眼の色は『水色』。似ているオオシオカラトンボは複眼が黒。
- 記録の多い町 中目黒、柿の木坂、青葉台、碑文谷
クマゼミ
- 観察者数 46人
- 住みか 木の幹。1本の木に集まり、幹の下の方にとまることも多い。
- 見分け方 午前中にシャアシャアと鳴く。体は黒色で大きく、はねは透明。
- 記録の多い町 東が丘、上目黒、中目黒、碑文谷
ヒグラシ
- 観察者数 30人
- 住みか 薄暗い林の中の木の幹。目黒区では少ないセミ。
- 見分け方 日の出の頃と日暮れ前にカナカナと鳴く。茶色い体に緑と黒の模様がある。
- 記録の多い町 碑文谷、駒場、三田、下目黒
ヘビ類(アオダイショウほか)
- 観察者数 46人
- 住みか アオダイショウは市街地内でも見られる。
- 見分け方 体はオリーブ色でぼんやりした4本のたてじまがある。木登りが上手。
- 記録の多い町 下目黒、駒場、中目黒、目黒、中町
ヒキガエル
- 観察者数 162人
- 住みか 庭や公園の地面の上。夜になると出てくる。
- 見分け方 茶色や黄土色の体で、白色や黒色の模様があるものもいる。
- 記録の多い町 中目黒、目黒本町、柿の木坂、南
ツバメの巣
- 観察者数 72人
- 住みか 軒下に巣をつくるが、最近は建物の奥に巣を作ることが多い。
- 見分け方 胸とおでこが赤い。背中は黒く、腹は白い。
- 記録の多い町 八雲、祐天寺、上目黒、中目黒、東山
コウモリ(アブラコウモリ)
- 観察者数 34人
- 住みか 木の穴、家の屋根裏。日が沈むと飛ぶ。冬眠する。
- 見分け方 岩や木の枝に足を引っかけて頭を下にしてぶら下がる。
- 記録の多い町 中目黒、大岡山、駒場、下目黒、中根
サギ類(コサギなどの白鷺、ゴイサギ、アオサギ)
- 観察者数 138人
- 住んでいる場所 川や池などの水辺。
- 見分け方 くちばしと足が長い。体の色は灰色や白など。
- 記録の多い町 中目黒、大岡山、下目黒
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