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更新日:2024年3月26日

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気仙沼市観光キャラクター「ホヤぼーや」目黒に来たる!

目黒区と宮城県気仙沼市は、平成8年の住民同士のイベント交流をきっかけに、「目黒のさんま祭」への生サンマの提供や、区立小・中学校の宿泊行事などの定期的な交流を重ね、平成22年に友好都市となりました。

ちょこっと“気仙沼市”をご紹介させてください。
気仙沼市は、宮城県の北東端に位置し、豊かな海洋資源に恵まれた、全国的にも有名な漁港都市です。サンマの水揚げで有名なのは言うまでもなく、さらに生鮮カツオの水揚げ量も2023年まで27年連続で日本一となっています。2011年には、東日本大震災で大きな被害を受けましたが、復興に向けて着実に歩みを進めています。

気仙沼を応援したい!という思いから、目黒区では3月11日から15日まで「友好都市交流フェア」(11、12日は気仙沼、13、14日は金沢)と題しまして、物産展や写真展を開催しました。うれしいことに大変多くのかたにお越しいただき、目黒区から気仙沼市に向けてエールを送りました!

ところで、皆さんは宮城県気仙沼市の観光キャラクター「海の子 ホヤぼーや」をご存じですか?
今回、気仙沼の食の奥深さや観光をPRする海の王子が「友好都市交流フェア」を盛り上げてくれました!

ホヤぼーや
フェアの一環として、区立駒場小学校と東山中学校で気仙沼にまつわる学校給食が振る舞われ、ホヤぼーやと一緒においしく楽しく気仙沼の食文化を学びました。その時の駒場小学校での様子もご紹介します。

給食
気になる給食メニューはこちら!
・ご飯
・シャークナゲット
・おくずかけ
・わかめともやしのサラダ

シャークナゲット? おくずかけ? 新潟生まれ、川崎育ちの筆者には、なかなかなじみがない料理名でしたがホヤぼーやがしっかり説明してくれました!

教室での様子
“シャークナゲット“はその名のとおり、サメを使ったナゲットです。気仙沼はサメの水揚げ量が日本一。フカヒレがとても有名ですが、サメは捨てるところがないと言われ、肉はすり身やはんぺん、皮はカバンや財布に活用されています。ホヤぼーやのマントもサメ革でしたね!


“おくずかけ”は数種類の野菜や油揚げなどをだし汁で煮込み、白石温麺(うーめん)を加えてとろみをつけた汁物です。
ところで、温麺という麺はご存じでしたか? 宮城県民にはおなじみのようですね!
温麺はそうめんの一種ですが、使われる材料や長さ、太さが異なります。そうめんには油が使われていますが、温麺には使われていません。油を使うと消化に影響するため、胃腸が弱いかたでも食べやすいように作られたものであることが関係しているようです。また、そうめんよりも短く太く、食べ応えがあるのが特徴です。

郷土料理は、そこで生活する人々の文化や歴史、伝統が反映されています。子どもたちもホヤぼーやと一緒に、気仙沼の文化に触れながらおいしく楽しくお腹を満たしました。
4人

最後に、ホヤぼーやからステッカーのプレゼント。子どもたちも大喜びです!

ステッカーの写真
なんと、まだまだホヤぼーやの忙しいスケジュールは続きます。
目黒区総合庁舎西口ロビーで開催していた物産展にも登場し、多くのかたと触れ合い、気仙沼の魅力を発信しました。また、中目黒ちとせ保育園で園児にもしっかり気仙沼の魅力をPR! 大忙しの目黒滞在となりました。

物産展

ちとせ保育園


目黒区と気仙沼市は交流が始まり30年近くの時がたちました。その間、東日本大震災が発生し、甚大な被害を受けた気仙沼市。目黒区からも職員の派遣や義援金などの支援を行ってきました。また、昨年12月には抽選で選ばれた区民20名が気仙沼へ訪れ、東日本大震災遺構・伝承館などを巡り、発災時の貴重な話を聞かせていただきました。

目黒区と気仙沼市の交流は、まだまだずっと続いていきます。近年、サンマ不漁のニュースを目にすることも増えてきましたが、これからも毎年たくさんの人が気仙沼市からのサンマを心待ちに、目黒のさんま祭を訪れることでしょう。

実は、筆者もまだ気仙沼に行ったことはないのですが、一人でも多くのかたに気仙沼をもっと身近に感じてほしいという思いから、このレポートを書きました。気仙沼に行くと、大小さまざまなホヤぼーやが迎えてくれるとのことです。今回、気仙沼観光PRキャラクターとして多忙なスケジュールをこなし、大役を果たしたホヤぼーやでしたが、今度は筆者が気仙沼まで会いに行きます。

ホヤぼーや2

広報課:ヤシノソ

 

 

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