めぐろ芸術文化振興プラン（平成28年3月改定）

平成17年に策定した「めぐろ芸術文化振興プラン」は策定後10年を迎え、様々に変化していく社会状況に対応し、区の芸術文化振興に向けた施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、改定しました。
改定した「めぐろ芸術文化振興プラン」の計画期間は10年間とします。

芸術文化振興プラン改定にあたり、区民の芸術文化に対する意見や希望などを把握するため、平成26年に「芸術文化に関する意識調査」を実施しました。今後の課題について、次の4つの課題を達成するように施策を展開していきます。

• 様々な分野との連携強化による多彩な施策の展開
• コミュニティ形成や生きがいづくりをはじめとした施策の充実
• 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機とする多文化の地域交流の発展
• 区立芸術文化施設のさらなる活用

目黒区は、芸術文化という共通事項をきっかけとし様々な境界を超えて人と人とが結ぶ「縁」を「文化縁」とし、「文化縁」の形成に力を入れてきました。
これまで培ってきた「文化縁」を下地として、さらに「文化縁」の充実を図ることで、コミュニケーションやネットワークを広げ、あまねく区民が芸術文化を享受できる状況を生み出すことを目的とします。

芸術文化振興の目的を達成するため、次の3つの目標を掲げ、それぞれの施策を体系化し、総合的かつ計画的な推進を図ります。

• 芸術文化への多彩なアプローチづくり
• 芸術文化活動への支援
• ネットワークの充実

• 区は、区民一人一人が、芸術文化に親しみ、触れる機会をもつことができるように、芸術文化を所管とする部署のもと、各部署が連携、協力していくことによって、教育の場や地域生活の場における総合的な事業展開を図ります。

• 区民生活における多様なコミュニティ形成を図るため、様々な芸術文化活動主体と連携する仕組みをつくり、施策の推進や事業展開を図ります。

• 推進方策について各所管の計画とも連動しながら、進捗状況を把握し実績評価することにより、推進方策の効果的な事業運営に取組みます。