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更新日:2020年12月25日

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みんなで乗り越える リレー応援メッセージ

みんなで乗り越える

コロナ禍で少しでも前向きな気持ちになれるよう、目黒にゆかりのあるかたにメッセージを寄せていただきました。

ナンバー7 童門冬二氏

第7回は、作家で名誉区民の童門冬二氏です。

童門冬二氏の写真

プロフィール

童門(どうもん) 冬二(ふゆじ)(本名・太田久行)
作家。目黒区名誉区民。目黒区役所・都庁などで勤務したのち作家活動に入る。数々の歴史小説は各界から高い評価を受け、90歳を超えた今も、執筆活動を続けている。福祉環境整備基準策定委員会委員長などを歴任し、区政の進展、文化の向上に貢献。

メッセージ

常温の心をさらに発揮

九十三年目黒区でお世話になっておりますが、区民の方々の特性は「常温の水」だな、と思っています。世の中が熱いときはクールに、冷たいときは温かく対応する良識が成熟しているからです。現在のコロナの状況についても、私が多く目にし、耳にするのは、区民の「恕(じょ)の精神」と「忍びざるの心」の発揮です。恕は相手の立場に立ってものを考えることであり、忍びざるの心は他人の危難は見るに忍びず、必ず手助けをする衝動のことです。特に今は、それが身近なところで静かに実行される例を、私自身も多く経験します。そのたびに「目黒区って凄いな、目黒区民って素晴らしいな」と誇りに思います。これを誠実に積み重ねていけばウイルスも必ず退くでしょう。もうしばらく頑張りましょう。

童門冬二

めぐろ区報掲載号

ナンバー6 松尾雄治氏

第6回は、目黒高等学校(現在は目黒学院高等学校)出身で、元ラグビー選手の松尾雄治氏です。

松尾雄治氏の写真

プロフィール

松尾(まつお) 雄治(ゆうじ)
ラグビー評論家、元ラグビー日本代表選手。東京都出身。小学校からラグビーを始め、高校、大学で活躍後、新日本製鐵釜石ラグビー部に入部。社会人選手権、日本選手権7連覇達成という「不滅の大記録」の原動力となる。引退後、ラグビー界初のスポーツキャスターへ。第4回目黒シティランでスターターを務める。

メッセージ

新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活のいろいろなところに影響しており、昨年ワールドカップで大いに盛り上がったラグビー界にも大きな影響を与えています。それでも、みんなの努力により、少しずつではありますが前進しています。2月23日を最後に、中止となったジャパンラグビートップリーグは2021シーズンが、来年1月16日に開幕する予定です。大学や高校のラグビーの大会も順次、開幕しています。コロナの影響で、日常生活は不便な部分もありますが、そのような状況でも私たちは「オールフォーワン、ワンフォーオール」の精神で、相手を思いやり、自分たちができることを精いっぱい頑張って、コロナ克服という共通の目標に向かっていかなければなりません。みんなでスクラムを組んでコロナに立ち向かい、一歩ずつでも「前へ」進んでいきましょう。

松尾雄治

めぐろ区報掲載号

ナンバー5 金澤翔子氏

第5回は、目黒で生まれ世界で活躍する書道家、金澤翔子氏です。

金澤翔子氏の写真

プロフィール

金澤(かなざわ) 翔子(しょうこ)
書家。5歳から母に師事し書を始める。20歳のとき、銀座書廊で初の個展。その後、法隆寺、東大寺などの寺社で個展・奉納揮毫(きごう)。ニューヨークやチェコなど、海外でも個展を開催する。またNHK大河ドラマ「平清盛」のタイトル文字や東京2020公式アートポスターを制作するなど、幅広く活躍している。平成25年、紺綬褒章を受章。

メッセージ

私は目黒で生まれましたので、目黒の皆さんが好きです。目黒を愛してます!コロナ自粛期間中には、近所の散歩でダイエットに取り組みました。結果は大成功。10キロも体重を落とすことができました。いろいろ悲しいこともありましたが、翔子はコロナ禍を前向きに暮らしています。


書「心に光を」

金澤翔子

めぐろ区報掲載号

ナンバー4 陣内貴美子氏

第4回は、区内在住の、元バドミントン選手でニュースキャスターの陣内貴美子氏です。

陣内貴美子氏の写真

プロフィール

陣内(じんない) 貴美子(きみこ)
ニュースキャスター、元バドミントン選手。熊本県出身。16歳でバドミントンの日本代表に入り、バルセロナオリンピックに出場。引退後は、ニュースキャスターとして活躍するとともに、日本バドミントン協会の広報委員として、バドミントンの広報・普及活動に尽力し、目黒区でもスポーツイベントなどに参加。

メッセージ

新型コロナウイルス感染症は、私たちの生活を大きく変えました。距離をとっての会話や、顔を合わせない打ち合わせが当たり前になり、当たり前のようにシャトルを追いかけ、練習できたバドミントンも、当たり前にはできなくなりました。私も講演会やイベントなどを行うことはできず、地元熊本にいる母にも会えていません。でも、こんなときだからこそ「今しかできないことを楽しくやろう」と思っています。外出自粛期間中には、縄跳びや室内でできるバドミントンをし、植物を育てました。密を避けて、朝行っているウオーキングでは、地域のかたと話す機会もありました。遠出ができないからこそ、広がり、深まるきずなもあります。今しかできないことを前向きにやって、コロナ終息後には子どもの笑顔があふれる、もっと楽しい地域になったらいいなと思います。一緒に乗り越えましょう。

陣内貴美子

めぐろ区報掲載号

ナンバー3 柿澤勇人氏

第3回は、目黒区名誉区民で国民栄誉賞を受賞した藤山一郎氏をモデルにした山藤太郎役として、NHK連続ドラマ小説「エール」に出演されている柿澤勇人氏です。

柿澤勇人氏の写真

プロフィール

柿澤(かきざわ) 勇人(はやと)
俳優。神奈川県出身。高校時代は都立駒場高校に在学。2007年、劇団四季公演「ジーザス・クライスト・スーパースター」でデビュー。「ライオンキング」「春のめざめ」などで主演を務め、退団後は舞台、映画、ドラマと幅広く活躍中

メッセージ

俳優の柿澤勇人と申します。NHKの連続テレビ小説「エール」に、歌手の藤山一郎さんをモデルとした役で出演させていただき、「丘を越えて」「長崎の鐘」という名曲を歌わせていただきました。
国民栄誉賞を受賞された偉大な人物を演じさせていただくことに最初は緊張もありましたが、藤山一郎さんのご家族が目黒区内にお住まいで、私の所属事務所も目黒区内にあるご縁もあり、応援のお言葉を頂戴して、とても励みになりました。
演劇をはじめとするエンターテインメントの世界も、再開に向けての厳しい道のりが続いており、楽しみにしてくださっている皆さまも、寂しい思いをされていることと思います。
私もミュージカルの舞台に立つことができていませんが、舞台の幕が開いたときには、歌と芝居で皆さまを励まし、元気づけることができるよう、けいこを重ねています。勇気をもって共に進んでいきましょう。

柿澤勇人

名誉区民の故・藤山一郎(ふじやまいちろう)氏

「東京ラプソディ」を歌っていた25歳(1936年)当時の藤山氏

歌手、指揮者、作曲家。戦前戦後を通じて、「青い山脈」など数々のヒットメロディーを世に送り出したほか、「ラジオ体操の歌」なども作曲。1992年に国民栄誉賞を受賞。1993年、82歳で逝去。
ご存じですか
17時になると、区内の行政無線から流れる「めぐろ・みんなの歌」。実は、藤山一郎氏が区民のために作曲した曲です。

めぐろ区報掲載号

ナンバー2 生島ヒロシ氏

第2回は、目黒区でも講演講師などで活躍されている、フリーアナウンサーの生島ヒロシ氏です。

生島ヒロシ氏の写真

プロフィール

生島(いくしま) ヒロシ
フリーアナウンサー。東北福祉大学客員教授。友好都市の宮城県気仙沼市出身。TBSでアナウンサーとして活躍後、目黒区に事務所を立ち上げ、フリーアナウンサーとして活動。近年は、福祉住環境コーディネーター、ヘルスケアアドバイザーなどの資格を取得し、目黒区でも福祉等をテーマにした講演活動などを行う。

メッセージ

目黒区内に事務所を構えて、30年以上の時が経過しました。その間、地元のかたの温かい励ましのお言葉やご挨拶を頂き、感謝・感謝です。
本来なら56年ぶりに東京オリンピック・パラリンピックが開催され、大盛り上がりのはずの日本ですが、現実は新型コロナ禍が全世界を覆い、暗い影を落としています。こんな時こそ、「諦めない心」が大切だと思います。
「3.11東日本大震災」の時もそうでした。プロゴルファーの青木功さんの口ぐせ「ゴルフは技術だけでも勝てない。精神だけでも勝てない。言葉にすると簡単で当たり前だけど、心技体が大切なんだね」という言葉を今一度思い起こし、コロナ対策の基本である、うがい・手洗い・マスク着用・口腔ケアなどで免疫力を高めれば、必ずやコロナに打ち勝てます!頑張りましょう!

生島ヒロシ

めぐろ区報掲載号

ナンバー1 王貞治氏

初回は元プロ野球選手・監督で、名誉区民の王貞治氏です。

王貞治氏の写真

プロフィール

王(おう) 貞治(さだはる)
プロ野球選手時代には、レギュラーシーズン通算本塁打868本の世界記録など、数々の記録を樹立。現在は福岡ソフトバンクホークス取締役会長、日本プロ野球名球会顧問として、野球やスポーツの普及に携わる。目黒区名誉区民。

メッセージ

新型コロナウイルスの影響で、皆さまそれぞれにご苦労がおありだと思います。
しかし、こういう時こそが人間の腕の見せどころなのではないでしょうか。これまでもあらゆる苦難に対して知恵と努力で乗り越えてきました。人間は苦難に立てば立つほどにそれだけ立ち向かうことができます。今の新型ウイルスに対してもそういう機会なんだととらえることで、必ず乗り越えられると私は信じています。
プロ野球も開幕が大幅に遅れ、夏の甲子園大会も中止になるなど、野球界もこれまで経験したことのない難局を迎えています。しかしこれを機会としてとらえ野球界全体で立ち向かい、野球を通じて皆さんを元気にできる日が来ることを信じて感染防止に努めています。この国難をみんなで乗り越えましょう。

王貞治

めぐろ区報掲載号

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広報課 区報係

ファクス:03-5722-8674