更新日:2024年4月5日

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光化学スモッグ

光化学スモッグとは

自動車や工場から排出される窒素酸化物や炭化水素が、太陽の強い紫外線を受けると光化学反応を起こし、オゾンなどの光化学オキシダント(酸化性物質)を発生させます。気象条件によっては、この光化学オキシダントがたまり、白くもやがかかったような状態になることがあります。この状態を「光化学スモッグ」と呼んでいます。

発生しやすい条件

光化学スモッグは4月から10月にかけての日差しが強くて気温の高い、風の弱い日に発生します。特に太平洋高気圧に覆われる7月から8月は、気温も高く紫外線も強く安定した天気が続くため、光化学スモッグが発生しやすい気象条件になります。

環境基準

オキシダント濃度の一時間値が0.06ピーピーエム以下であること。

光化学スモッグ情報の発令基準

  • 予報
    オキシダント濃度や気象条件から、光化学スモッグ注意報等が発令されると予想される時
  • 学校情報
    オキシダント濃度が0.10ピーピーエム以上が継続すると認められる時
    学校情報とは、児童・生徒の光化学スモッグによる被害を未然に防止するため、学校等に対して提供する情報です。
  • 注意報
    オキシダント濃度が0.12ピーピーエム以上が継続すると認められる時
  • 警報
    オキシダント濃度が0.24ピーピーエム以上が継続すると認められる時

光化学スモッグ注意報

大気中のオキシダント濃度が基準値を超えると、東京都は都内を8地域に分けて光化学スモッグ注意報などを発令します。目黒区は「区南部」地域(目黒区・品川区・大田区・世田谷区・渋谷区の5区からなる地域)に該当します。

東京都から通報を受けた目黒区は、区立小中学校などにある防災行政無線塔や区各施設の垂れ幕掲示で、区民の皆さんにお知らせします。

光化学スモッグの発令回数

光化学スモッグ注意報の発令回数はその年の天候で変わります。暑い日が続く7月から8月は特にご注意ください。

光化学スモッグ発令の一覧表
地域 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度
都全域 7 6 6 7 4
区南部 5 5 1 4 2

光化学スモッグが発生したら

  • 外出や屋外でのスポーツはできるだけ避けてください。
  • 自動車等の使用は極力控えてください。
  • 目がチカチカしたり、のどに痛みを感じた場合は、水道水で目を洗い、うがいをしてください。
  • 気分が悪くなったときは、涼しい場所で安静にし、回復しない場合は医師の診察を受けてください。また、被害を受けたら、下記に連絡してください。

平日の連絡先

健康推進部感染症対策課
電話:03-5722-9896

土曜日、日曜日、休日などの連絡先

東京都保健医療情報センター
電話:03-5272-0303

東京都大気汚染情報テレホンサービスで光化学スモッグ状況を案内しています

東京都大気汚染情報テレホンサービス
電話:03-5640-6880
光化学スモッグ情報は、情報番号51で入手してください。
オキシダント予測情報は、情報番号54で入手してください。

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お問い合わせ

環境保全課 公害対策係

ファクス:03-5722-9401

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