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協働区民フォーラムからの提言「目黒らしい協働のあり方」
提言までの経過
協働区民フォーラムは平成15年9月に発足し、約100名の区民が参加登録をしました。テーマ別の分科会や全体会議などで話し合いを重ね、その回数は延べ300回にも及びました。
また、平成16年5月に区内5地区で中間報告会を開催し、提言の案をまとめた9月末から10月にかけては、区内22住区センターを会場として地域別説明会を開催するなど、フォーラムに参加していない区民への周知、意見収集を図りながら、提言「目黒らしい協働のあり方」が作成されました。
提言受領
平成16年11月15日(月曜日)、目黒区長は、協働区民フォーラムからの提言「目黒らしい協働のあり方」を受け取りました。協働区民フォーラムの6名が区長に提言書を手渡し、内容の説明を行いました。
目黒区は、この提言を受けて「(仮称)協働を推進するための方針」の案をまとめ、さらに区民の皆さんからご意見をいただいて、同方針を策定していく予定です。
協働区民フォーラムの代表から提言書を受領
提言受領後、内容の説明を受けました
提言の内容
目黒区長が受け取った提言「目黒らしい協働のあり方」は、次のとおりです。全文は協働区民フォーラムの歩みのページをご覧ください)
第1章 協働区民フォーラムが考える区民と行政の協働
協働区民フォーラムの「協働」に対する考え方を以下の5項目によりまとめています。
- 協働の理念
- 協働の定義
- 協働の原則
- 協働の領域
- 協働の担い手
第2章 協働区民フォーラムが考える区民と行政の協働が求められる理由
なぜ今、協働という区民と行政の新しい関係が求められているのか、両者の関係の現状と問題点とを確認し、協働へ向かう社会の動きや素地などについて触れています。
- 現状の区民と行政の関係
- 区民と行政を取り巻く新しい環境
第3章 区民と行政の新しい関係を構築するためのしくみ
協働という新しい関係を築くためのしくみについて、以下の3つの視点から提言しています。
1.協働事業実施に向けて
- (1)協働事業の提案・実施のしくみ
地域課題の解決や公共サービスの提供等において、地域や区民のニーズに即した協働事業を行うため、区民活動団体の発案を活かし、事業能力を発揮できるようにするしくみです。
2.政策策定過程への参画に向けて
- (1)政策立案前の区民による案づくりのしくみ
行政の政策立案の前に区民自らが案を作り行政に提案することにより、区民の意見を実質的・具体的に反映できるようにするしくみです。 - (2)協働型の審議会のしくみ
現在の審議会機能を強化するため、審議会の審議過程における区民の参画拡大、区民意見の収集と反映を図るしくみです。 - (3)地域密着型課題の案づくりのしくみ
地域に密着した課題などに対する該当地域の区民意見の反映と決定へのかかわりを拡大させるしくみです。また、決定された事項への地域区民の主体的な行動を促し、課題解決への取り組みの拡充を図ります。
3.区民活動活発化に向けて
- (1)区民活動の人材確保のしくみ
よりよい地域社会へ向けた課題解決や公共サービスの提供を行うために、区民活動に必要な人材を確保するしくみです。 - (2)活動拠点提供のしくみ
区民活動団体の活動立ち上げ期等の活動拠点を確保することで物理的負担を軽減し、活動を促進するしくみです。 - (3)活動資金の支援のしくみ
区民活動団体の活動立ち上げ期及び活動維持・拡大期の資金を提供することにより、活動を促進するしくみです。 - (4)活動情報の共有化のしくみ
区民活動団体、区民、行政の情報共有によって、区民活動の促進を図るしくみです。
第4章 次のステップに向けて
提言したしくみが展開され、区民と行政の新しい関係を築き、維持・発展させていくために必要な「協働を推進する制度」や「行政の意識改革」について触れています。
1.今後の区民と行政の新しい関係の持続のために
- 協働区民フォーラムから区民へのメッセージ
- 用語解説
- しくみ一覧表
- 資料編
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