更新日:2013年9月20日

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田道庚申塔群 区指定有形文化財(歴史資料)

田道庚申塔群の写真
田道庚申塔群

指定年月日

昭和55年9月9日

時代・年代

江戸時代 延宝(えんぽう)元年(1673年)から正徳(しょうとく)3年(1713年)まで

公開の有無

屋外

所在地

目黒区目黒二丁目13番7号

交通

JR山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営地下鉄三田線の、いずれも目黒駅下車15分。もしくは、

  • 東急バス 渋41系統(渋谷駅西口から大井町駅)
  • 東急バス渋72系統(渋谷駅東口から五反田駅)
  • 東急バス黒09系統(目黒駅から野沢龍雲寺)

の、いずれも田道小学校(でんどうしょうがっこう)入口バス停下車4分

解説

田道庚申塔群(でんどうこうしんとうぐん)は、延宝(えんぽう)元年(1673年)の銘文のある地蔵1基、延宝(えんぽう)5年(1677年)から正徳(しょうとく)3年(1713年)の銘文のある庚申塔6基からなり、当時の民間信仰を今に伝えています。
屋根が作られていて保存状態は良好で、青面金剛(しょうめんこんごう)、太陽と月、二羽の鶏、三匹の猿の彫刻がそれぞれに確認できます。

庚申塔は、庚申待(こうしんまち)を3年かけて18回続けた後に、記念として建てたものです。庚申待(こうしんまち)とは、庚申の日には命が縮められないよう寝ないで過すという民間信仰です。江戸時代には、飲んだり食べたりしながら一晩中語りあかす集まりが盛んに行われました。

庚申塔群の前を通る道は、かつて麻布、青山方面から目黒不動尊(めぐろふどうそん)への順路で、江戸中期以降はやや町並化された場所でした。

お問い合わせ

生涯学習課 文化財係