更新日:2012年4月1日
食育ってなに?
食育基本法(平成17年7月15日制定)によると、食育は、教育の三本の柱である知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けられており、生きる上での基本といえます。また、健全な食生活を実践することができる人間を育てるものとして食育の推進が求められています。
なぜ、今「食育」が必要なのですか?
私たちは「食」と深い関係で生きています。生きることは食べること、このことは誰もが自覚していることです。しかし、現代においては、単身家族・核家族化が進み、家族や友達と楽しく食卓を囲む機会が減ってきています。そのため食に対する意識が薄れ、栄養の偏りや食事を抜くなど食生活の乱れが生じ、肥満や痩せ、生活習慣病など様々な影響が起こっています。
健康な生活を送るためには、「食」についての知識と「食」を選択する力を得ることで健全な食生活を実践することが必要です。また、楽しさやおいしさなど「こころの視点」、伝統料理や郷土料理など「文化的な視点」、食品の廃棄など「環境からの視点」、自然の産物・生への感謝の気持ちなど「命の視点」等からも「食」に係わることについて考え学ぶことが大切なのです。
