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更新日:2022年5月12日

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目黒区地域街づくり条例

区民の皆さんの、自主的な街づくりを応援します

地域の街づくりは、区民の皆さんの、地域に根ざしたきめ細やかな視点から進めていくことが大切であると考えています。
平成19年に制定した「目黒区地域街づくり条例」は、区民の皆さんが日ごろ感じている身近な問題への関心を、具体的な街づくりの取り組みにつなげる仕組みを定めたものです。
身近な生活環境のことなどで気になっていることを、地域の皆さんで話し合ってみませんか?
随時受付していますので、お気軽にご相談ください。

地域街づくりの進め方

ステップ1 あなたの地域で気になっていること、ありませんか?

  • 木造が多いし、道も狭いから、地震が心配
  • 商店街に昔のような活気を取り戻したい
  • 駅前が歩きにくくて困る

など、みなさん一人一人のちょっとした問題意識が、街づくりのきっかけになります。

ステップ2 仲間をつくろう!

最初の一歩として、身近な話し合いの場になるのが、「地域街づくり研究会」です。
概ね5人以上のメンバーで構成します。
研究会への専門家の派遣や、活動費の助成を行い、区が活動を支援します。

ステップ3 地域に輪を広げよう!

街づくりの課題を解決するには、様々な人たちの協力が必要不可欠です。
地域全体で課題を共有し、解決に向けた話し合いが必要となります。
街歩きや点検マップづくり、広報誌の発行など、地域に街づくりの輪を広げていく活動の場が、「地域街づくり団体」です。
団体の認定には、活動内容が地域住民等に周知され、多数の賛同を得ていることが必要となります。

ステップ4 計画・ルールをつくろう!

話し合ってきた内容を、地域の将来像として策定したのが「地域街づくり計画」です。
また、その実現の手段の一つが「地域街づくりルール」です。
アンケートや説明会で得た、地域の様々な意見を反映させて、策定しましょう。

ステップ5 ともに実践していこう!

「地域街づくりルール」だけではなく、「地域街づくり計画」を実現するために区の役割も重要なときは、区は「地域街づくり団体」と協力して、「地域街づくり計画推進方針」を策定します。
さらにこの方針に基づいて、区は「地域街づくり計画推進区域」を指定し、事業等を推進することもできます。

こんなふうに条例を活用できます!

「心がなごむ桜並木を10年後、20年後にも残したい!」そんな地域の思いを形にするのが「地域街づくり計画」です。桜並木の保全や、桜並木に配慮した街並みの形成といったことも盛り込めます。より具体的に、沿道の建物の色や形などを「地域街づくりルール」としたり、桜並木の管理を区とともに行っていくことも考えられます。
桜並木を大切にする住宅地

「車や自転車が危険」「入口の段差につまずく」「その日のお買い得情報がほしい」等々、地域の声は街づくりの種です。そして地域の計画やルールづくりの検討は商店街と周辺住民がともに街づくりに取り組む場ともなります。多様な意見の中で、よりよい生活環境をともに目指す支援を区も行っていきます。
やさしさあふれる商店街

災害に強い街にしていくには、個々の建物の安全性(自助)、地域の街づくり(共助)、区の基盤整備(公助)、どれも重要です。建物の耐震化・不燃化、避難路の整備とともに、日常の住環境やふれ合いを大切にしていくことが、いざというときに役立ちます。そんな街づくりにも「地域街づくり条例」を活用していくことができます。
地震でも逃げないですむ街

街づくり団体への支援の内容

条例に基づいて、「地域街づくり研究会」として登録、または「地域街づくり団体」として認定を受けると、情報提供を行ったり、専門家を派遣したりと、区が活動を支援します。

対象団体

  • 地域街づくり研究会:概ね5人以上で構成する街づくりに関する自主的な研究・活動を行う団体
  • 地域街づくり団体:概ね10人以上で構成する「地域街づくり計画」「地域街づくりルール」の策定を含む街づくり活動を行う団体

専門家の派遣

同一の年度において、1団体あたり5回を限度とします。
建築士・技術士等の街づくりに関する専門知識及び経験を有し、登録要件を満たした専門家を派遣します。

活動経費の助成

受けることのできる助成内容は、次のとおりです。

助成内容
  地域街づくり研究会 地域街づくり団体
専門家派遣の講師謝礼
同一年度に5回まで
助成あり 助成あり
団体等の運営に係る経費の助成
上限5万円まで
助成あり 助成あり
地域街づくり計画の作成に係る経費の助成
上限20万円まで
対象外 助成あり
地域街づくりルールの作成に係る経費の助成
上限20万円まで
対象外 助成あり

助成対象経費

  • 会議等開催費(会議室使用料や開催通知郵送代など)
  • 消耗品費(文具、材料、ポスター・チラシ・広報誌などの印刷費用など)
  • その他区長が必要と認める経費(行事保険など)

街づくり団体の活動について

令和4年5月現在、10団体が条例に基づく「地域街づくり研究会」として登録され、活動しています。

研究会
研究会名 活動範囲
自由が丘の住環境を考える会 自由が丘一・二・三丁目、緑が丘二丁目地区内
祐天寺ロータリーを考える会 祐天寺一・二丁目、五本木一丁目、上目黒四丁目地区内
洗足街づくり研究会 洗足二丁目町会、洗足商店街
東急東横線都立大学北口平町
一丁目周辺街づくりを考える会
平町一丁目21番地周辺
さんまバスを走らせる会(北部) 駒場、大橋、青葉台、東山、上目黒地域
駒場地域交通研究会 駒場一・二・三・四丁目
東部地区交通協議会 三田一・二丁目、目黒一・二・三丁目、中目黒一・二・三・四丁目、目黒区役所や駅等の施設周辺
東山三丁目地域交通研究会 東山三丁目
駒場まちづくり研究会 駒場一・二・三・四丁目
学芸大学駅周辺の無電柱化を考える会 鷹番一・二・三丁目、碑文谷六丁目の一部

関連ファイル

まちづくり活動の助成

これ以外の支援として、地域コミュニティの形成・発展に取り組んでいる団体への助成があります。

まちづくり活動の助成

お問い合わせ

都市整備課  街づくり調整係

ファクス:03-5722-9239