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更新日:2024年1月12日

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はまる理由がそこにある。人生初のバードウォッチング(中目黒公園・目黒川)

12月17日(日曜日)、5歳から小学2年生のお子さんを対象とした「はじめてのバードウォッチング」が開催されました。
中目黒公園から目黒川船入場までを散策しながら冬鳥を探すイベントです。
講師は、中目黒公園花とみどりの学習館職員である、通称「にょじ」さん(写真左)と「べにちゃん」(写真右)です。

イベント講師の写真

 

私自身、人生初めてとなるバードウォッチング。大いに胸が高鳴ります。
最初はクイズからスタート。「さかなをたべるとりは?」「目黒区のとりは?」など、イラスト付きの問題で、早々に子どもたちの心をぐっとワシづかみします。(鳥だけに)

クイズに参加する子どもたち

 


会場が温まった後は、バードウォッチングのルール説明です。
鳥が描かれたビンゴシートをもらい、見つけた野鳥でビンゴを目指します。
まるで図鑑のように色や特徴が細かく描かれたビンゴシートのクオリティの高さにびっくりしました。

野鳥のビンゴシート

 

説明の最後に、「餌と間違ってごみを食べて死んでしまう鳥さんがいます。鳥さんたちにとって優しい環境になるよう、ごみが落ちていたら拾いましょう」と、環境問題について学ぶシーンもありました。

ゴミ拾いの説明をする講師

 

一通り説明が終わりいよいよ出発です。
中目黒公園内を散策すると、「ピヨ ピヨ ピヨ」と鳴き声が! さっそくヒヨドリを発見です。幸先の良いスタートを切りました。
その後、メジロ、シジュウカラと次々と発見し、子どもたちの「あそこだよ」と指さす方向へカメラを向けますが、鳥たちの動きがあまりに素早く、残念ながら写真に収めることはできませんでした。

中目黒公園を散策する参加者

木に止まるヒヨドリ

そんな中、野鳥探しに気を取られ、上を見て木々ばかり気にしていた私ですが、突然、「空き缶が落ちてたよ!」と子どもの声が。ごみ拾いという、もう1つのミッションもしっかりこなす子どもたちに感服すると同時に、己の視界の狭さをただただ痛感させられた瞬間でした。
上を見ながら下も見る。バードウォッチングの心得として、これからはしっかり胸に刻んでいきます。

ゴミを拾う子ども

 

少し歩き、目黒川の船入場に到着。今度は川にいる野鳥を探します。
目黒川の主かと思うほど堂々とした雰囲気でたたずんでいるアオサギを発見。ギャラリーの興奮した様子とは対照的に、横目でチラッとこちらを見てじっと遠くを見つめつづける姿は、神々しさすら感じました。

たたずむアオサギ

野鳥を探す参加者

ここで、野鳥以外にも知識が豊富な講師たちから、「水温が高いので、目黒川のカメは冬眠しない」「海が近いため、淡水に強いエイが登ってくることがある」とこぼれ話もあり、保護者の皆さんからも、「へぇー」といったリアクションがちらほら。
お二人の話がとても上手なため、「あそこにいる鳥は?」「今聞こえたのは何の鳴き声ですか?」と保護者からもたくさんの質問が出てきたのが印象的でした。

講師に質問をする保護者

 

花とみどりの学習館に戻った後は、ビンゴの答え合わせです。結果は合計12種類の野鳥を見つけることができ、4ビンゴ達成!

ビンゴシート

ビンゴシート

ビンゴの景品は、これまたハイクオリティの手作りシールがプレゼントされ、子どもたちも大喜びでした。

シールをもらう子どもたち

景品のシール

この経験を通じて、鳥たちの美しい歌声が、私のお気に入りのプレイリストに追加されました。
どれもイヤホンいらずの繊細な名曲でヘビロテ必至です。
皆さんもぜひ、外を歩く際は耳を澄ませてみてはいかがでしょうか。

履歴書
趣味……バードウォッチング

広報課:SUZUKI GPT

 

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