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ひとめぐり「童謡の里めぐろ保存会会長 三田春彦さん」(区報令和6年9月15日号)
プロフィール 三田 春彦さん 目黒区出身。童謡の里めぐろ保存会会長になる4年、次世代への童謡の伝承などに取り組んでいる。好きな童謡(唱歌)は「ふるさと」。子どもの頃に遊んだ、祖母が住む田舎の風景が思い起こされるという。 |
童謡の魅力を途切れることなく次世代へ伝え続けたい
童謡の「ふるさと」は目黒にあり
「汽車ポッポ」や「赤い靴」など、いくつもの童謡を作曲した本居長世さんが居を構えたのが目黒不動尊(瀧泉寺)前。
「長世さん生誕100周年の昭和60年に、国語学者・金田一春彦さんや歌手・藤山一郎さんなど、多くの著名人の声かけや寄付によって、目黒不動尊に十五夜お月さんの歌碑が建立されました。これが童謡のふるさとは目黒にあり、といわれるゆえんです」。
こう話すのは、童謡の里めぐろ保存会4代目会長の三田さん。「金田一さんや当時の目黒区教育長が音頭を取り、童謡の発祥の地として次世代に魅力を伝えることを目的に、童謡の里めぐろ保存会が設立されました。私は東京青年会議所目黒区委員会の一員としてめぐろ童謡コンサートに協力したことがきっかけとなり、童謡の里めぐろ保存会のメンバーになりました。童謡には四季折々のエッセンスが詰め込まれていて、子どもでも情景を思い浮かべやすいのが魅力です。私自身、小学生の発表会で合唱した時には、心から感動したものです。親から子、子から孫へと世代を超えて歌い継がれていくことも童謡の魅力の一つです」と熱く語る三田さん。
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