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更新日:2024年3月15日

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めぐろ区報令和6年3月15日号 編集後記 「再発見!再開発が進む“自由が丘”のまちの魅力」

特集「再発見!変わる自由が丘の変わらないまちの魅力」

目黒区のまちの魅力を発信したい!そんな思いから今号は、再開発が進行中の「自由が丘」にスポットをあて、企画をスタートしました。

再開発が進んでいると聞いて、今なぜ自由が丘で再開発?と思ったかたもいらっしゃるかもしれません。かくいう私も職員でありながら、入区して5年、再開発に至った詳しい背景を知らずにいました。今回、取材を進めていく中で見えてきたのは、おしゃれなまちとしての印象が強い自由が丘が“密かに抱いていた危機”です。
自由が丘では、建物の老朽化が進んでいることや、近隣地域で大規模な再開発が行われ、都市間競争が激しさを増していることなどが理由で、再開発の必要性がずっと議論されていました。そして、現在、本格的に駅前の再開発が進められているのです。

再開発が進む駅前の様子

再開発が進む駅前の様子

 

 

取材を進める中、まちの方々から、「自分たちのまちは自分たちでつくっていきたい」そんな思いを強く感じる機会がたくさんありました。新しいまちへと変えていくことを決意するとともに、ずっと変わることのない“自由が丘らしさ”のために、まちをつくる皆さんが常に考え、まちをつくっています。
そんなまちの方々の思いを読者の皆さんにもお伝えしたく、今号の特集テーマを「再発見!変わる自由が丘の変わらないまちの魅力」としました。

駅前完成予想図

駅前の完成予想図

 

 

自由が丘の案内人「セザンジュ」もおすすめ!「自由が丘さんど」

紙面では、自由が丘の案内人「セザンジュ」さんに、まちの魅力を紹介していただきました。「セザンジュ」は、自由が丘の魅力を伝えるまち案内人として活動をしている産業能率大学の学生団体です。セザンジュは、フランス語で「彼女の天使たち」という意味で、自由が丘駅前に立つ女神像(=彼女)に代わって、まちを守る天使たちという思いが込められているそう。

セザンジュ

撮影にご協力をいただいたセザンジュのお二人は、とても気さくな方々で、自由が丘のおすすめスポットをたくさん知っていらっしゃったので、ついついたくさんの情報を聞いてしまいました。撮影のことを忘れて、おすすめいただいたお店などに寄りたい気持ちを抑え、撮影を進めました…

 

セザンジュさんに「自由が丘の推しの飲食店はありますか?」と尋ねたところ、「“自由が丘さんど”さんはとても人気ですよ!」と教えてくださいました。

自由が丘さんど

白い看板にかわいいイラストが目印の「自由が丘さんど」

 

 

「自由が丘さんど」は、丘ばちのハチミツをたっぷり使ったフルーツサンドなどを販売しているお店で、私も企画当初からぜひご紹介したい!と思っていましたので、セザンジュさんがおすすめしてくださったとあれば、間違いない!と自信を持って皆さんに区報紙面でご紹介しました。

 

撮影時、広報モデルのご夫婦が、仲良くフルーツサンドを頬張る姿がとてもかわいらしく、微笑ましい雰囲気で撮影が進みました。
(とてもおいしいとおっしゃっていたので、どうしても食べたくなってしまった私は、撮影後にこっそり購入。やきいもが入っているサンドにしましたが、あまりのおいしさにリピート確定です…)

フルーツサンド

自由が丘さんどの前で食事

また、せっかく紙面で紹介するのであれば、皆さんにもお店に足を運んでいただきたいと思い、今月の読者プレゼントには「自由が丘さんど」さんから、お好きなフルーツサンド1点をご提供いただきました!お申し込みは3月29日までなので、ぜひご応募くださいね。

紙面でご紹介したスポットは、自由が丘の魅力の一部に過ぎません。取材を進めながら、まだまだ皆さんにおすすめしたいスポットがたくさんあると感じました。なので、ぜひ皆さんの足で自由が丘を訪れてみて、“自由が丘らしさ”を感じてください。まちを歩くことがもっと楽しくなるはずです!
そして、再開発に向け、変わる自由が丘の変わらないまちの魅力を感じつつ、これからの自由が丘を楽しみにしてくださると、今回の特集の担当者として、とてもうれしいです。

また、目黒区にはすてきなまちがたくさんあるので、これからもいろいろなまちの魅力を発信していきたいと改めて感じた取材となりました。これからの区報もぜひ楽しみにしてください。

 

九品仏川緑道
(広報課A)

 

ひとめぐり「世界最高齢・101歳の現役薬剤師 幡本さん」を取材しました!

本当に101歳!?

人生100年時代といわれて久しいですが、101歳になった今でも元気に働くかたが目黒区にいます。目黒本町二丁目にお店を構える現役薬剤師の幡本圭左(はたもと けさ)さんです。大正11年生まれで、大正・昭和・平成・令和と4時代を生きる幡本さん。99歳と292日で世界最高齢の薬剤師としてギネスブックに認定されました。

ギネスブック認定

私が、まず驚いたのは幡本さんの耳。取材を依頼する際に電話でお話ししたのですが、100歳を超えていながらも、こちらの問い掛けをしっかり聞き取り、的確に答えてくださいました。また、声にも張りがあり、電話越しでもわかるほど、明るく元気なかたで、取材前からお会いするのがとても楽しみでした。

 

健康の秘訣は好きな仕事ができていること

閑静な住宅街の道端に、ひときわ年季の入った壁面看板が目に入ります。漢方を中心に取り揃え、この地で70年の歴史を刻む「安全薬局」です。お店に入ると、杖などにも頼らず幡本さんがご歓待くださり、いろいろなお話を聞くことができました。

安全薬局

幡本さんの生活の根幹となっているのは「仕事」。月から土曜日の週6日10時から18時で店頭に立ちます。毎朝起きたら必ずベッドの上で柔軟体操をするのがルーティンで、生活部分である3階から1階のお店まで20段の階段を降りているとのこと。業務内容は、漢方薬の発注、調剤、商品(薬)の発送など多岐にわたっています。お客様から商品の注文が入った際には、商品に加えて必ず、便箋1枚以上のメッセージを添えているそうです。実際に、書いている場面を見させていただきましたが、手の震えも一切なく、力強く書かれているのがとても印象的でした。

幡本さんお名前

幡本さん直筆

 

 

幡本さんの元気な様子は動画でご覧いただけます!

幡本さんの実際の様子を皆さんにも見ていただきたいと思い、今回の取材の様子を動画にしました。幡本さんの元気な様子のみならず、仕事に対する思いやお客様から慕われる理由が分かるかと思います。インタビュー中も終始笑顔で、お客様との接客も、やさしく丁寧に各々の気がかりなことに寄り添っている姿が印象的でした。動画にはそんな幡本さんの素敵な生き方の一場面を収めさせていただきました。ぜひ、ご覧ください!

撮影の様子

(広報課:甘太郎)

お問い合わせ

広報課 区報担当

ファクス:03-5722-8674

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