トップページ > 区政情報 > 広報 > めぐろ区報 > ひとめぐり(めぐろ区報の連載記事) > ひとめぐり 令和5年度 > ひとめぐり「世界最高齢・101歳の薬剤師 幡本圭左さん」(令和6年3月15日号)

更新日:2024年3月13日

ページID:14884

ここから本文です。

ひとめぐり「世界最高齢・101歳の薬剤師 幡本圭左さん」(令和6年3月15日号)

ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。
また、紙面で掲載しきれなかったインタビューを動画でもお楽しみいただける、ひとめぐりmovieも掲載します(動画のない記事もあります)。

ひとめぐりmovie

令和6年3月15日号 vol.32
世界最高齢・101歳の薬剤師 幡本圭左(はたもと けさ)さん

幡本圭左さんの顔写真

プロフィール

大正11年生まれ。昭和17年、東京薬学専門学校女子部(現・東京薬科大学)を卒業。結婚後、昭和27年に区内に「安全薬局」を開業し、現在も週に6日働く。令和4年、世界最高齢の薬剤師としてギネスブックに認定。

周りに感謝しながら仕事を続けていきたい

尊敬する父のアドバイスで薬剤師に

101歳の現在も、薬剤師として働く幡本さん。実は薬剤師になろうとは思っていなかったと言います。「教師になりたいと思っていました。でも、父に相談したら薬剤師を勧められたんです」。父の言葉に背中を押され、東京薬学専門学校女子部に進学後、国家試験に合格して薬剤師に。

困難を乗り越え、今生きているのは運命

学校卒業後、塗料関連会社の研究室に勤めたと言う幡本さん。「当時は戦争の真っただ中。機銃掃射から逃げて家に帰るということも経験しました。でもなんとか生きて結婚し、2人の子宝にも恵まれました。ところが、主人が知人の借金の保証人になっていたことで、財産を失ってしまったんです」。そんな時、知り合いから「薬剤師なら、薬局をやったらどうか」と言われたそうです。「薬局がどんな商売なのか知らなかったのですが、知人の薬局で勉強させてもらって、30歳の時に安全薬局を開業しました」。
その後、学校の先輩に「これからは漢方の時代だから勉強しておくといいと言われ、漢方の勉強を始めました。大学研究会などでも漢方について学び、漢方を処方する薬局として再スタートしました」。
「漢方は、その人の体質や生活を把握して体を根本から改善する薬です。初めてのかたはもちろん、定期的に同じ漢方薬を購入するお客様にも、体の調子を必ず伺います。20年、30年と通ってくださっているかたもいますよ」。

安全薬局

 

世界最高齢の薬剤師としてギネスブックに認定

一昨年、99歳292日で世界最高齢の薬剤師としてギネスブックに認定されました。健康の秘訣(ひけつ)を尋ねると「必ず起きたらベッドの上で柔軟体操をしています。あとは、娘の作る手料理と、好きな仕事があることですかね」。
薬剤師としてうれしかったことを聞くと、「お客様から、おかげさまで元気になりました。ありがとうございました。と感謝されることです」と話します。「この仕事は神様が導いてくださったのかも。この仕事が大好きで天職だと思います」と笑う幡本さん。
「戦時中も、財産を失った時も、なんとか生きて、こんなに長生きして働かせていただいている。周囲の人にも恵まれ、感謝しています。皆さんも、自分の仕事、好きなことを一生懸命頑張って」と笑顔で語ってくれました。

家族写真

幡本さん夫婦と、2人の娘さん。現在、次女の朝香さんが幡本さんと一緒に暮らし、生活をサポートしている

 

インタビュー編集後記

MEGURO+(めぐろプラス)では、インタビューや動画撮影時の裏話をつづった編集後記を公開しています。ぜひ、ご覧ください。

お問い合わせ

広報課 (区報担当)

ファクス:03-5722-8674

同じ分類から探す

一緒に読まれているページ