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都市計画公園・緑地の整備方針(改定)
都と都内市区町は、都市計画公園・緑地の整備に一体となって取り組むため、平成18年3月に「都市計画公園・緑地の整備方針」(以下「整備方針」という。)を策定し、平成23年12月に改正を行いました。整備方針に基づき、計画的な事業を進めてきた結果、この7年間で供用面積が約109ヘクタール拡大されるなど、着実な成果を上げてきました。
一方、木造住宅密集地域の解消や空き家対策に併せた小規模公園の整備の促進、豪雨に伴う浸水や土砂災害の危険区域の公園化、遊水機能を持つ広場整備等の対策も重要となっています。こうした中、東京都では、「都市づくりのグランドデザイン」をまとめ、持続可能な「四季折々の美しい緑と水を編み込んだ都市の構築」を進めることとしています。
また、「「未来の東京」戦略ビジョン」では、都や関係区市町が一体となって都市計画公園・緑地等の事業化などに集中的に取り組むなど、今後10年間で可能な限り多くの公園・緑地等の創出を目指していくとしています。
ついては、このような視点に基づき、今後、重点的に整備すべき都市計画公園・緑地を明らかにするとともに、民間事業者を含む多様な主体と連携した公園整備の方向性を示していくため、新たな整備方針として改定しました。
改定の主な内容
- 「「未来の東京」戦略ビジョン」を踏まえ、新たに優先整備区域を設定し、都市計画公園・緑地の整備を促進します。
- 整備方針改定後に都市計画決定した公園・緑地のうち、「緑確保の総合的な方針」に示されている「確保地」、または整備方針に定めた評価基準を満たす区域は、優先整備区域として拡大します。
- 優先整備区域の建築制限の緩和を実施します。(一部区市を除く。)
- 公園まちづくり制度の推進、換地手法の活用など、今後の検討の方向性を提示します。
- 計画期間を令和2年度から令和11年度の10年間とします。
都市計画公園・緑地の整備方針(改定)が閲覧可能な場所
方針及び概要版は次の場所でご覧になれます。
都市計画公園・緑地の整備方針(改定)のダウンロード
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- 表紙
- 目次
第1章 都市計画公園・緑地の整備方針の改定
- 第1 改定の背景
- 第2 整備方針の性格
- 第3 計画期間
- 第4 社会情勢と公園・緑地整備の課題
第2章 都市計画公園・緑地整備の目標と実現化の基本方針
- 第1 目標
- 第2 実現化の基本方針
第3章 今後10年間で優先的に整備する公園・緑地
- 第1 選定の方針
- 第2 重点化を図るべき公園・緑地の選定
- 第3 重点化した公園・緑地における優先整備区域の設定
第3章 今後10年間で優先的に整備する公園・緑地(続き)
- 図表3-17 重点公園・緑地の位置図
第3章 今後10年間で優先的に整備する公園・緑地(続き)
- 図表3-18 今回設定した優先整備区域による緑の保全・創出のイメージ
- 第4 都市計画決定区域における建築制限緩和の対象拡大
第4章 多様な主体との連携による整備促進
- 第1 民間事業者による公園等の整備手法
- 第2 民間都市開発との連携
- 第3 関係施策との連携
第5章 一層の整備促進に向けた今後の取組
- 第1 目指すべき都市像に向けた都市計画公園・緑地の配置の考え方
- 第2 整備促進に向けた都市計画変更
- 第3 骨格となるみどりの保全に向けた都市計画公園・緑地の取組み
- 第4 災害の危険性が高い地域での小面積の都市計画公園・緑地
- 第5 農の風景育成地区内の都市計画公園・緑地
優先整備区域の拡大について
平成28年8月4日「東京都市計画緑地 第92号南一丁目緑地」について優先整備区域の拡大が行われました。
お問い合わせ
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