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更新日:2024年8月13日

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「碑文谷公園における公民連携の考え方」にご意見をお寄せください

碑文谷公園における公園連携の考え方へご意見をお寄せください

令和4年度の公園利用者ニーズ調査やマーケットサウンディング調査、令和5年度のトライアルサウンディングの結果等を踏まえて、「碑文谷公園における公民連携の考え方」をお示しします。

皆さまのご意見をお聞かせください。

意見募集

募集期間

令和6年6月29日(土曜日)から令和6年8月15日(木曜日)まで

提出方法

専用フォームまたは下記のお問い合わせ先にお寄せください。

碑文谷公園における公民連携について

目黒区の公園について

財政負担を軽減しつつ、区民のニーズに応じた公園の実現が必要です。

多様化するニーズの図

コロナ禍を経て、身近な憩いの場である公園で過ごす人が増えており、公園に対するニーズも年々多様化しています。一方で、区の公園の多くは開園から30年以上が経過し、施設の老朽化が進んでいます。また、維持管理も、物価や労務単価の上昇や樹木の成長などにより必要経費が増えています。公園利用者のニーズに応えながら、行財政の負担を少しでも軽減し、安全に楽しく過ごせる魅力ある公園を実現していく必要があります。

 

碑文谷公園の今

収益を直接公園に還元し公園を維持・魅力アップを図るという視点の「新たな公民連携」に取り組んでいく必要があると考えています。

碑文谷公園は、現在、公園ボランティア団体や町会・住区住民会議、子ども動物広場・碑文谷体育館・ボート場を運営する事業者など、区(公)と様々な団体(民)との連携協力により成り立っています。公園でのボランティア活動、指定管理者や委託業者によるサービス提供、公園利用者や関係者等による「碑文谷公園を話し合う会」での意見交換などの取組が行われています。

区としては、上記の現状を踏まえ、収益を直接公園に還元し公園を維持・魅力アップを図るという視点の「新たな公民連携」にも取り組んでいく必要があると考えています。

ポニーの写真

花を植える写真

ボートを漕ぐ写真
野球をする写真

碑文谷公園の「新たな公民連携」の考え方

今の碑文谷公園の良さを残しつつ、よりよい公園となるような公民連携の実現を目指します。

  1. 役割・地域特性を前提とした計画
    碑文谷公園に求められる役割(子どもの遊び、生物多様性や桜、地域活動(お祭りなど)など)や、碑文谷公園が住宅地の中にあるという特性を十分に考慮し、地域になじむ計画とします。
  2. ポニー・体育館事業を活かす
    現在のポニー事業、体育館事業はそのまま活かし、それ以外の部分で公園に魅力を付加する計画を考えています
  3. 住民参加を基本とした公園づくり
    今後も地域に愛される碑文谷公園としていくため、公園利用者・地域の皆さんに参加いただきながら一緒に検討していきたいと考えています。
  4. 「公募設置管理制度(Park-PFI)」の活用を検討(注記)
    公園で生じる収益を直接公園に還元しやすい手法として、「公募設置管理制度(Park-PFI)」の実施を検討しています。そのため、常設の収益施設を公園内に新たに設置する可能性があります。

(注記)

公募設置管理制度(Park-PFI)

民間事業者の資金やノウハウを活用して魅力的な収益施設(飲食店、売店等)を導入するとともに、その収益の一部を公園施設の整備・改修等に充てることによって、公園の魅力向上とともに、整備に必要な区負担の軽減が図られる制度です。

碑文谷公園における老朽化している施設の改修と、新たな施設の設置を行う手法として導入を検討しています。

どんな碑文谷公園を目指すのか

公園全体のイメージ

これまでの取組の中で得られた結果をもとに、公民連携により目指す碑文谷公園のイメージを以下のように定めました。

コンセプト「共生と創造を育む学芸大学のオアシス」

  • 今ある自然環境を活かしつつ、池と緑のより一体的な空間づくりを進めることで、人といきものが共生する公園を目指します。
  • 自然に交流が生まれる空間・仕組みづくりを行うことで、地域の新たな魅力を創造する公園を目指します。

碑文谷公園内の地図

水と緑に親しむ公園(公園全体)

  • 既に碑文谷公園を対象として策定されている下記の計画を基本として、現状の樹木などについて適切な維持管理を進めることで多様な生物が訪れる環境とします。
  • 水辺の生物多様性保全ゾーンの創出として池の中の島周囲で行った浅場の創出について、モニタリングを実施して、その結果をもとに水辺のいきものや池の水質浄化の視点からもエリア拡大を検討していきます。
  • 全周にわたり垂直に整備されている池の護岸は、より池を身近に感じられる親水空間としての活用を検討します。

1.いきいきと体を動かせる公園

区民の健康増進やスポーツの普及の役割を担っており、今後もより様々な人が運動を楽しむことができるイベントや空間づくりを進めます。

2.みんなの居場所になる公園

  • 碑文谷体育館及び碑文谷公園のバリアフリー化を推進し、子どもや障害のある方、高齢者など、誰もが使いやすい公園を目指します
  • ポニー園や体育館事業と連携しながら、子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりを行い、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指します。

3.みんなが集い主役となる公園

  • 地域団体や公園運営に係る事業者など、多様な主体が連携した活動やイベントにより、公園や地域の活性化を目指します。
  • 公民連携によるイベントの開催時等に活用できる広場などの滞留空間を確保します。

新たに施設設置を検討しているエリアなど

碑文谷公園のコンセプトを実現していくために、「公募設置管理制度(Park-PFI)」などを活用した公民連携事業に取り組むことで、老朽化が進んでいる施設の改修、新たな機能追加や収益施設(飲食店、売店等)の導入などの碑文谷公園のさらなる魅力向上を進めます。
碑文谷公園内の地図

1.小動物とのふれあい広場周辺

  • 小動物舎や小動物舎事務所などの施設老朽化が課題となっています。
  • 施設の改修や、魅力向上のための新たな収益施設等の導入を検討しており、「みんなの居場所になる公園」実現のため、居心地良く人が訪れたくなる空間を目指します。

現状(築25年程度)

新しい小動物舎

施設規模イメージ

2.ボート場周辺

  • ボート管理舎などの施設老朽化が課題となっています。
  • 施設の改修や、魅力向上のため機能追加による新たな活用方法や収益施設等の導入を検討しており、「みんなが集い主役となる公園」実現のため、より多くの人が訪れたくなる空間を目指します。

ボート場

現状(築31年)

新しいボート場

施設規模イメージ

新たに設置する施設の規模について

  • 公園内に設置できる建物の面積は、都市計画法、都市公園法などにによって制限されています。
  • 都市公園法に定める建ぺい率をもとに、新たに設置できる建物の面積を算出すると最大約2,400平方メートル(注記公募設置管理制度による面積緩和を適用した場合)となりますが、公園の景観や周辺居住環境に影響がでないようにしなければなりません。
  • 今後、事業者を公募する際は、新たに施設を設置できるエリアや規模を限定することを考えています。

碑文谷公園における公民連携の考え方の詳しい資料

碑文谷公園における公民連携の考え方(PDF:1,715KB)

その他の資料

お問い合わせ先

目黒区役所 みどり土木政策課 施設計画係

住所:東京都目黒区上目黒二丁目19番15号 6階

mail:みどり土木政策課メールアドレス

電話:03-5722-9745

ファクス:03-3792-2112

 

お問い合わせ

みどり土木政策課 施設計画係

ファクス:03-3792-2112