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障害に関するマーク
障害のある人に配慮した施設であることや、それぞれの障害について分かりやすく表示するため、いろいろなマークや表示があります。これらは国際的に定められたものや、各障害者団体が独自に提唱しているものもあります。
聴覚に障害のある人や心臓やじん臓に障害がある人など、外見だけでは障害者と分からない人もたくさんいます。障害者のマークを正しく理解して、「ひとにやさしいまちづくり」を目指しましょう。
障害者のための国際シンボルマーク(車いすマーク)
国際シンボルマーク(車いすマーク)
障害者が利用できる建物、施設であることを明確に表すための世界共通のシンボルマークです。マークの使用については国際リハビリテーション協会の「使用指針」により定められています。駐車場などでこのマークを見かけた場合には、障害者の利用への配慮について、御理解、御協力をお願いいたします。
このマークは「すべての障害者を対象」としたものです。特に車椅子を利用する障害者を限定し、使用されるものではありません。自動車に表示しても、特に法的な効力はありません。
問い合わせ先
公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
- 電話番号:03-5273-0601
- ファックス番号:03-5273-1523
盲人のための国際シンボルマーク
盲人のための国際シンボルマーク
世界盲人連合が、1984年10月にサウジアラビアのリヤドで開催した設立総会で採択したもので、「このマークを手紙や雑誌の冒頭に、あるいは歩行用に自由に使用してよい。色はすべて青にしなければならない」とされています。信号機や国際点字郵便・書籍などで見かけるマークです。このマークを見かけた場合には、視覚障害者への利用の配慮について、ご理解、ご協力をお願いします。
問い合わせ先
社会福祉法人日本盲人福祉委員会
- 電話番号:03-5291-7885
- ファックス番号:03-5291-7886
身体障害者標識(身体障害者マーク)
身体障害者標識
肢体不自由のかたで、大型又は普通自動車免許(いづれも1種)に条件を付されている場合は、道路交通法により、車体の前面と後方の両方に、身体障害者標章を表示します(努力義務です)。
危険防止のためやむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法の規定により罰せられます。
問い合わせ先
- 目黒警察署:電話番号03-3710-0110
- 碑文谷警察署:電話番号03-3794-0110
聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)
聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)
普通自動車を運転することができる免許を受けた人で、政令で定める程度の聴覚障害のあることを理由に当該免許に条件を付されている人です。表示しない場合、道路交通法違反になります。
危険防止のためやむを得ない場合を除き、このマークを付けた車に幅寄せや割り込みを行った運転者は、道路交通法の規定により罰せられます。
問い合わせ先
- 目黒警察署:電話番号03-3710-0110
- 碑文谷警察署:電話番号03-3794-0110
耳マーク
耳マーク
聴覚障害者であることを表す国内で使用されているマークです。聴覚障害者は障害そのものが分かりにくいために、誤解されたり、不利益を蒙ったり、社会生活上で不安が少なくありません。このマークを提示された場合は、コミュニケーションの方法に配慮する必要があります。
問い合わせ先
一般社団法人 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
- ファックス番号:03-3354-0046
- 電話番号:03-3225-5600
ほじょ犬マーク
ほじょ犬マーク
身体障害者補助犬同伴の啓発のためのマークです。身体障害者補助犬とは、盲導犬・介助犬・聴導犬のことをいいます。「身体障害者補助犬法」が施行され、現在では公共の施設や交通機関・デパート・ホテルなどの民間施設でも身体障害者補助犬が同伴ができるようになりました。
補助犬はペットではありません。体の不自由な人の体の一部となって働いています。社会のマナーもきちんと訓練されて、衛生面も管理されています。お店の入口などでこのマークを見かけたり、補助犬を連れている人を見かけた場合は、ご理解、ご協力をお願いします。
問い合わせ先
東京都福祉保健局 障害者施策推進部 計画課
- 電話番号:03-5320-4147
- ファックス番号:03-5388-1408
オストメイトマーク
オストメイトマーク
オストメイト(人工肛門・人工ぼうこうを保有する人)の利用に配慮した設備があることを表しています。オストメイト対応のトイレの入り口や案内誘導プレートなどに表示されています。
問い合わせ先
公益財団法人日本オストミー協会
- 電話番号:03-5670-7681
- ファックス番号:03-5670-7682
ハートプラスマーク
ハートプラスマーク
内部障害・内臓疾患を示すマークとしてつくられました。内部障害(心臓、呼吸機能、じん臓、ぼうこう・直腸、小腸、免疫機能、肝臓等)や内臓疾患(難病、その他内蔵機能疾患)は、外見から分かりにくいため、一般社会にその存在を視覚的に示し、理解の第一歩とするために、このマークが生まれました。このマークを着用している方を見かけた場合には、内部障害への利用の配慮について、ご理解、ご協力をお願いします。
問い合わせ先
特定非営利活動法人ハート・プラスの会
メール info@heartplus.org
ヘルプマーク
ヘルプマーク
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方がいます。そうした方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなるように作られたマークです。
問い合わせ先
東京都福祉保健局 障害者施策推進部 計画課
- 電話番号:03-5320-4147
- ファックス番号:03-5388-1413
お問い合わせ
障害者支援課 支援サービス係
電話:03-5722-9846
ファクス:03-3715-4424