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更新日:2023年10月2日

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新型コロナウイルス感染症に関する消毒

消毒の実施にあたっての前提

新型コロナウイルス感染症の消毒については以下の考え方を前提としています。

感染経路

感染経路は、飛沫感染と接触感染とされています。

  • 飛沫感染とは感染症患者の咳やくしゃみの「しぶき(飛沫)」が目・鼻・口の粘膜と接触して感染する経路です。
  • 接触感染とは物品等に付着しているウイルスが手指等を介して目、口、鼻等から感染する経路です。

有効な消毒薬

有効な消毒薬は、消毒用エタノールと次亜塩素酸ナトリウムです。

準備するもの

使用する消毒薬

  • 消毒用エタノール(76.9から81.4パーセント):原液のまま使用します。
  • 次亜塩素酸ナトリウム(家庭用漂白剤等の代用可能):希釈して使用します。

希釈の仕方については次の「次亜塩素酸ナトリウム液の作り方」や漂白剤等のメーカーサイトなどを参照してください。

次亜塩素酸ナトリウム液の作り方

塩素系漂白剤等を希釈して作ります。希釈の濃度は0.05パーセント(ただし、患者および濃厚接触者が使用したトイレ等は0.1パーセント)。

その他

  • 手袋(不浸透性のゴム手袋等、使い捨てのものを使用してください。)
  • マスク(市販のサージカルマスク等を着用してください。)
  • 服装(次亜塩素酸ナトリウムは脱色作用があるので脱色してもかまわない服を着用してください。)
  • 雑巾またはペーパータオル等
  • ゴミ袋等

主な消毒場所

場所 消毒場所

居室等

手すり、ドアノブ、窓、照明等のスイッチ類、テーブル、椅子、電話機、コンピューターのキーボードとマウス、壁、床等

トイレ・洗面等

水道の蛇口、シャワーヘッド、洗面器、ドアノブ、窓の取っ手、照明スイッチ、トイレ(レバー、便座、フタ等)、壁、床等

共同住宅における共用部分等

エントランス(ドアノブ、インターフォン)、エレベーター(ボタン、手すり)等

消毒方法

消毒液をしみこませた雑巾やペーパータオル等でふき取ります。
(次亜塩素酸ナトリウム液は、布製の雑巾等を使用します。)
作業中は十分に換気を行いましょう。

消毒後の注意

  • ゴミは密閉して捨てましょう
  • 消毒が完了したら、手をよく洗いましょう

関連資料、リンク

お問い合わせ

生活衛生課 環境衛生係

ファクス:03-5722-9508