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更新日:2021年8月23日

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アスベスト(石綿)調査についての質問と答え

問1、調査助成の対象である「アスベスト」とは、どんなものですか

吹付けアスベストは、昭和50年頃までに建設された鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建物に、耐火や吸音のために鉄骨の梁やコンクリートスラブの表面に吹付けられている場合があります。昭和50年に吹付けアスベストが原則禁止となってからも、一部でアスベストを含有する吹付けロックウール等が使用されていました。
平成18年9月から、含有量0.1パーセントを超えるアスベストを使用する建築工事は、全面的に禁止となりました。
室内等で注意が必要なのは、壁や天井に吹付けられたアスベストがむき出しの状態になっている場合です。吹付けアスベストは、セメント等の含有率が少ないため、経年劣化とともにアスベストが飛散しやすくなります。

詳しくは、東京都環境局ホームページの「東京都アスベスト情報サイト」をご参照ください。

問2、「アスベスト」かどうかは、どのように調べればよいのですか

まず設計図書(建築時の施工図・材料表等)で使用の有無を確認します。また、設計図書と現場の施工が違っていたり、後日、改修工事等が行われている場合があるため、必ず併せて現地での目視調査を行います。
なお、アスベストの使用が禁止になった平成18年9月以降に着工した建築物はアスベストの使用はないと判断できます。
設計図書と目視調査によって、はっきり使っていないと確認できなければ、専門の調査機関による分析調査を行います。

詳しくは、東京都環境局ホームページの「東京都アスベスト情報サイト」の「民間建築物の石綿(アスベスト)点検・管理マニュアル」をご参照ください。

問3、専門調査機関への依頼方法やかかる費用は、いくらですか

専門調査機関の分析費用は、数万円から十数万円がかかりますが、目黒区では費用の半額(限度額:戸建10万円、分譲集合住宅・事業用建築物20万円)を助成します。
アスベストを含有していることが判明した場合の飛散防止措置や除去について、目黒区民の方などは、「目黒区住宅リフォーム資金助成制度」が活用できる場合があります。

融資制度

住宅リフォーム資金助成制度、住宅修築資金融資については、目黒区住宅課居住支援係(電話:03-5722-9878)までお問い合わせ下さい。

工業近代化資金融資(アスベスト除去等資金融資)については、目黒区商工相談所(電話:03-5722-9880)までお問い合わせ下さい。

都内の専門調査機関の紹介は、下記協会などにお問い合わせください。

公益社団法人 日本作業環境測定協会(電話:03-3456-0443)

一般社団法人 JATI協会(旧日本石綿協会)(電話:03-5765-2381)

お問い合わせ

環境保全課 公害対策係