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更新日:2024年2月26日

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ひとめぐり「下目黒図書の会代表 北見美由貴さん」(令和4年4月15日号)

ひとめぐりは、目黒区で活躍するかたにスポットを当てて紹介する、めぐろ区報の連載記事です。
また、紙面で掲載しきれなかったインタビューを動画でもお楽しみいただける、ひとめぐりmovieも掲載します(動画のない記事もあります)。

令和4年4月15日号 vol.9
下目黒図書の会代表 北見美由貴さん

北見さんの顔写真

プロフィール

子どもが小学生の時、学校の先生から読み聞かせをしてほしいと依頼を受けたのがきっかけで、保護者中心の図書の会を立ち上げ、読み聞かせ活動を始める。以来、16年にわたり学校や保育園、児童館でおはなし会を開催。その中で、人形劇にも活動を広げ、自身は主に演じる役を担当。

 

おはなし会は私の宝物

やりがいは子どもとのつながり

保育園園庭で遊んでいた子どもたちが、興味を持ってだんだんと集まってくる。紙芝居や人形が見え隠れすると、「何だろう。楽しみだね」とはしゃぐ声も。目黒保育園での青空おはなし会の様子。主催は下目黒図書の会。「読む絵本や、手遊びやわらべうたなどの内容によって、子どもたちの反応はさまざまで、面白いものには大きく笑うし、物語に入り込んで真剣な表情になることも。おはなし会で歌ったわらべうたを帰り道に口ずさんでいたと、保護者のかたから聞くとうれしくなります」と、代表の北見さん。活動のやりがいは、こうした子どもとのつながりだという。

心に残る「おおきなかぶ」

絵本の読み聞かせから始まった活動は、子どもたちが楽しく飽きないようにと、歌や手遊び、人形劇などが加わり、バリエーション豊かになってきた。「今でも心に残っているのは、区民センターのホールで人形劇として上演した絵本おおきなかぶ。うんとこしょ、どっこいしょとかぶを引っ張るシーンでは、客席からも掛け声が合わさり、会場全体が一つになったのを感じました。子どもも大人も気持ちが通い合ったようで、本当に感動しました」と北見さん。コロナ禍で、ホール規模の活動はできないものの、あの感動
を少しでも子どもたちに届けたいと、今は小規模の人形劇などの演目を模索している。

準備も本番も全部がいとしい時間

メンバーは、保護者や保護者OB・OGだけでなく、地域のボランティアも加わり、中には区外から参加するメンバーも。「みんなそれぞれ忙しいので、全員そろうのは本番だけなんてこともあります」と言うが、おはなし会の準備を見ていると、会場となる保育園の道具を借りて手際よくその場で舞台を整える。子どもがワクワクする舞台を、大人がワクワクしながらつくるその様子はとても楽しそう。「本番はもちろん、人形劇用の人形や小道具を作ったり、読む絵本を選んだりする準備の時間もとっても楽しいんです。そうした時間や子どもたちの笑顔、おはなし会のすべてが私にとって宝物です」。これからもきっと、おはなし会には笑顔があふれるに違いない。

メンバー集合写真
3月の青空おはなし会を行ったメンバー。今回も盛り上がってほっと一息

 

お問い合わせ

広報課 (区報担当)

ファクス:03-5722-8674